今年の高校野球選手権大会も終わり、2、3週間後には、秋季大会が始まる。

 公立高校で、決勝まで勝ち進んだチームがあった。絶対エース・ピッチャーを中心に戦ってきた。

 ほぼ、試合には不動のレギュラー9人が出場し、決勝で投手交代があったという。

 疲弊したエース・・・。

 彼の頑張りに対してリスペクトするが。

 一方、優勝したチームは、投手を複数名持ち、エース一人が、投げることはなかった。
 準決勝、決勝は、連投したけれど・・・。その疲労度は、準優勝した投手の比ではないと思う。

 投手の怪我を抑制するためには、球数を減らすこと、継投を使い肩、肘の酷使を避ける方法がベストだと思う。

 また、複数名の投手を実際に"登板"させ、勝ち上がったチームもあった。

 "全員野球"を目指したい。

 しかし、選手のレベルにより、"起用"できない、二の足を踏むのであろうか・・・。

 "経験"の無い者を、いきなり大舞台で起用するのは勇気がいるしナ。

 メンバー"全員"が、試合に出れるようなチームが「理想」だけれど・・・。

 投手の球数/イニング制限のルール化の前に、チーム構成を考えて欲しい。

 複数名の投手を作るには、学童野球から投手ができるように指導するのも一つの解決策だと思う。

 レギュラー、サブのレベル差が出ないよう指導したい・・・。