夏場の野外活動で、厄介なのが雷を伴う夕立などだネ。

 夏の入道雲のような積乱雲などの「雷雲」は、数十分で急成長し、高速で移動する。落雷の予測は難しいらしイ。

 だから、早めに「対策」(中断、もしくは、中止し避難)がとられるようになった。

 遠くで「雷鳴」聞こえたり、「雷光」を認識したら、落雷の「危険あり」と「判断」し、練習であろうと、試合であろうと、「対策」をとらにゃアカンナ。

 避難は、自動車の中、高さが4~30m(樹木、電柱等)から4m位離れて、低い姿勢が良いとのこと。タ-プやテントの中は、「危険」とのこと。

 今は、スマフォの「アプリ」で、雨雲や雷雲の動向を確認、予測できるので、活用することが大切だと思う。

 指導者には、「落雷事故」の危険を予見し、避難させる「注意義務」がある。

(事例)
「落雷を予見することが可能だとされたサッカー試合中の落雷事故」があり、一審、二審では、落雷は予見出来ないとされたが・・・。
 最高裁は、事故が発生した地域は、当時、「毎年5件の落雷があり、3人の死亡事故が発生いている」と「文献」に記され、また、グラウンドで雷鳴が聞こえたら、直ちに「避難」との「文献」があったことから、本件でも、試合前の空模様から、充分落雷が「予見可能」とされ、「予見すべき注意義務」を怠ったと「判断」されたという。

 これから、夏の練習/試合、合宿等楽しいイベントもありますが、「指導者」の皆さん、気をつけましょうネ‼

 「ご安全に」

(参考文献)
日本体育協会:公認スポーツ指導者養成テキスト共通科目Ⅱ、第2章スポーツと法