高校3年生、夏の大会。高校最後の大会に向け、背番号を取ろうと皆、必死でアピールする。試合に出る者、控えでベンチで試合を見守る者もいれば、スタンドで応援する者もいる。
どれが「良い」の問題ではない。
「どれだけ、必死で取り組んできたか」が、スポーツをやってきた価値の"ひとつ"だと思う。
これは、小学(低、高学年)、中学、高校の段階を経てのことだ。
特に、低学年において、「育成」を考慮して、その年代の身体的特徴、心理面を重視した指導が必要だと思う。
いきなり、この年代で、ポジション争いはねぇな。
集中力も短く、「運動浪費」も多いのだから。
キーワードは、「面白い」、「楽しい」につきるかも。
しかし、
フェアプレイの精神、チームの決めたルールの遵守は必要だと思う。
さらに、この年代に、様々な運動を経験させたい。
「競うためのトレーニング」は、もっと後でも遅くない。と思う。
(参考文献)
・金子他:運動学講義、大修館書店、1999
・日本体育協会:公認スポーツ指導者養成テキスト
共通科目Ⅲ