高学年では、男女差が出てきます。
(女の子の方が、男の子より、ほぼ1年先行)
反応時間も早くなる。目と手の協応、目と足の協応は、この時期にだんだん確立されていきます。
視知覚の能力は、この時期の終わりまでに発達する。
基礎的な運動スキル(移動運動、操作運動、姿勢制御運動)は、「低学年」で十分発達していることを前提に、スポーツスキルに触れる準備ができているという。
練習の「機会」、「質の高い」指導が能力を急速に発達させることができます。この時、「積極的な"励まし"」が大切だと。
フェアプレイ、不正、スポーツマンシップ等の問題を含むプレイ状況について話し合うことが良いとのこと。
高いレベルの機能を習得する「速度」、「程度」には、「個人差」があるので、同一学年を一律に習得するとは限らない。習得が遅くても、励ましと、「質の高い指導」を。
「年齢的な"ふさわしさ"」を考慮して、指導することが大切です。
(参考文献)
D.L.ガラヒュー:幼少年期の体育、大修館書店、1999