公認野球規則1.05
「各チームは、相手チームよりも多くの得点を記録して、勝つことを目的とする。」
当たり前❗
わざと負けるのは、"八百長"ですやん。
しかし、アスリート・ファースト、勝利は二の次となる。
コーチングの講義、講習会でよく聞くし、それを否定する「指導者」は皆無と言っても過言じゃないかもしれない。
指導者(コーチ)哲学の根本として、"athletes first, winning second"を謳っている。
スポーツ指導の現場で、実践されているのか?
「勝利至上主義」か。日本における勝利至上主義は、武士道精神と結びつき、「負けは恥」と。
スポーツの目的のひとつである、余暇を"楽しむ"という価値は。
日本ではないのだろうか?
21世紀の今日も。
ジュニアのスポーツで、大人(監督、コーチ、親)が熱くなり、マナーが問題にされることも・・・。
勝つことが、名誉、栄誉が与えられ、心地良いからなんだろうか?
勝つこと以外に、「価値」を認めないのはなんだろ⁉
少なくとも、指導者は「コーチ哲学」を。
・選手を怪我させてまで、勝利を目指すのか?
・チームビルドに計画性はあるか?
"athletes first winning second"
(参考文献)
・関明昭:スポーツと勝利至上主義、ナカニシヤ出版、2015
・R.マートン:メンタルトレーニング、大修館書店、1991
・R.マートン:スポーツ・コーチング学、西村書店、2013