運動の習熟には位相があり、段階的に習熟していく。習熟にかかる時間は、「個人差」があり、長短に差はでてくる。

 言語による修正も、習熟の第2位相から有効になるらしい。では、どんな「言葉」、「声掛け」がいいのだろうか?
 
 ばりばりのスポ根では、キッツイ言葉が乱れ飛ぶ。

 今どき、良いわけない。

 
指導者の4階層
1)正否の判断のみ(良い/悪い)
 基準さえ知っていればできる。
2)欠点の指摘のみ
 詳しい知識があればできるが、欠点の指摘だけでは運動の修正を保証できない。
3)欠点の指摘&修正方法の指示
4)感覚運動の指導

1)2)は、アカンやろな。3)が必要で、ある程度の経験と専門知識は必要でしょう。
(4)は難しい。(ハッキリ言って、わからん❗ おいおい勉強しよう。))


(引用文献)
金子他:運動学講義、大修館書店、1990