暑い夏に
訃報が相次いでいます

日野原重明さん
105歳

生きることの意味
老いる事
命は限りがあり
命は
時間であることを教えてくださいました

「死とは
生き方の最後の冒険」

「年をとる事自体が
未知の世界に一歩ずつ足を
踏み入れて行く事
こんな
楽しい冒険はない」

これらの
言葉に励まされます

🍀

砂川啓介さん
80歳

認知症の奥様
大山のぶ代さんを残しての
旅立ちは
心残りだったでしょうか?

🍀

私の母は
93歳
軽度の認知症です

昨年
父が99歳11ヶ月で
亡くなりました

亡骸に取り縋り
「私を置いて逝かないで」と
泣きじゃくりましたが
その後は
「ジージは風邪で入院」
という
私のウソを信じて
今も
ジージの帰りを待っています

それを見るにつけ
神様は
後に残る者への優しさを
プログラミング
して
くださったのかなぁと
考えます

母は
心の奥深くでは
父の死を理解しているのだろう
思う事もあります


一日に何度も何度も
「あら?お爺ちゃんは何処?」と訊ね
「あっ入院だったね」
自答している姿を見ると
納得出来ない事
一生懸命に納得しようと
試みている様です

🍀

大山のぶ代さんも
きっと
心の深い処では
ご主人の旅立ちを理解して
いらっしゃるのでは
ないでしょうか

🍀

生きて行く事は
なかなか難しく
上手に死んで逝くのは
もっと難しい

🍀

ご冥福をお祈りします

🍀