MLB狂時代 -4ページ目

おっさんも歩けば棒に当たる。

常々思うことがあります。

外に出ると何かが起こると、それは良い事か悪い事かわからないけれど。

チャンスを得たいと思ってる人は多いかもしれないけど、気付かない人が多い。

最近「ひきこもり」という言葉があるが、私にとっては考えられない。

外に出っ放しということも出来ないけれど、出来る限り人と接触していたいと思う。

人は一人では生きていけないし、自分ひとりの力でなんでも出来るわけがない。

つまり人との交わりの仲にチャンスは存在すると頑なに信じています。

今日、師匠と馴染みの焼き鳥屋で一杯。

師匠は言いました。

「昨日素晴らしい出会いがあった。」と

たった一人の人間との接触が師匠を生き生きとさせていました。

いろんな意味の出会いはそれ自体がチャンスで、それをどう生かすかという貪欲さという名の実行力が新しいステップを導いてくれるんだと。

いまさらながらに、おっさんは歩いていこうと思った次第でした。

ついに6月!!!

いやはや今日は暑かった。最高の天気でしたね。

こんな日は海に出たいなあと思いますね。

夕方、友人Zが遊びに来ました。いつも唐突にやって来ます。

しかしうちには何もなし!

仕方ないので夕飯をと外に出たのは良いけれど、、、

車で走行中に隣に止まった車からお姉さんがこう言いました。

「パンクしてますよ!」

えっ!!!!!!!!!!!!!!!

恐る恐る停車してみてみると、若干ではありますがパンクしてるじゃないですか!

JAFに電話しようと思いきや。近くにタイヤ屋があることを思い出し、恐る恐る向かいました。

お姉さん!よくぞ教えてくれました。

なんとかタイヤ屋に無事着きまして、早速交換。

いやあ、お金っていつかかるかわからないものですね。

まさに予定外、いや想定外の事件でした。

それもあってか友人Zが夕飯をおごってくれました。

自宅から15分くらい離れた肉屋の経営の焼き肉屋さんです。

名は田島屋。

ここは昔、その友人Zと偶然見つけたお店です。

なかなかのお店です。

豪快に注文し、豪快に食べきりました。

結構な支払いを友人Zがしてくれました。ありがとう。

来週月曜日にZと船で海釣りに行くことになりました。

今季初のSEA BREAKです。

天気予報は晴れみたい。

楽しみですね。

詳細は乞う!ご期待です。

親孝行?

たまには親孝行っていうのもいいですよね。っていうかなかなか出来ないのが実情で、、、、

心の中では親孝行を唱え続けているのですがね。

なかなかタイミングが合わなかったり、そんな気分じゃなかったり、あれこれ考えているにはいるんだけど、なかなか重い腰をあげられない訳で、、、、、

ちょっぴり反省。それが蓄積されていく訳で、、、、

友人のキボンヌなんかも親孝行であるそうで、話を聞くと頭が下がる訳で、、、、、、

OJなんかも結構親孝行であったりして、次第に身が縮んでいく訳で、、、、、、

よくよく回りを見渡すとMやKK以外はみんな親孝行だったりするんです。

この場合悪い例は置いといて、基準は良い方にすべきですから真剣に考えることにしましたが、

「さて、どうしようか?」「何をしようか?」などと考えはじめると眠れなくなってしまいます。

実は私にはトラウマがありまして、そこんとこが邪魔をする訳で、、、、、、

COMING OUTしましょう。

実は私の親は何をしてもあまり喜ばないって言うか、文句ばかりって言うか、全然喜ばないって言うか、冷酷って言うか、非人間的っていうか、、、、、、

あっ!やばい。悪口になってる。

今日はコンセプトが違うんだった。

なんとか親孝行をしようと思ったんだった。

結局、自己満足の世界なんだなあと再認識した夜でした。


美ら海は今日も雨だった。

松尾芭蕉のような日々旅のごとくの生活を満喫?している筆者は土曜日に沖縄は那覇に飛び立ちました。

機内はカップルや家族連れで満席。楽しそうな顔を横目に若干苦笑い。

沖縄は4年振りの上陸です。

天気予報では雨、現実も雨。

そもそも仕事ですからあんまり関係ない分気楽でした(笑)

先週のようなストレスはゼロです。

ただ折角なので早めに到着し、やることをさっさとこなし、さあどうしょうかと、、、、、

結果美ら海水族館へ足を運ぶことにしました。

実は私、大の水族館マニアなのです。

世界中の水族館に結構行っております。

とりわけアメリカの水族館はかなり極めております。

CHICAGOのシェッド、BOSTONのニューイングランド、BALTIMOREのNATIONALなどなど枚挙に暇がありません。

その昔、水族館新設FUNDに寄付したこともあります。

うわさに名高い美ら海は行かねばならない処であるということは言うまでもありません。

那覇から高速利用で90分。やっとのことでたどり着いた先はその昔海洋博を開催していた公園の中にありました。土曜日ということもあり館内は混雑!!!!!

なかなかのつくりに感心するも、中盤ほどにある大水槽には言葉を失いました。

すごい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジンベイザメ3匹とマンタ(オニイトマキエイ)が豪快に泳いでいます。

でかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

時が止まるような気がしました。

カツオの群れもキハダマグロの群れも同じ水槽で泳いでいるのです。

うわー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

まさに世界一、そして世界初が肩を並べていました。

行くべきです。絶対行くべきです。これは本当に行くべきです。

先週の足立美術館が静なら、ここはまさに動です。

自然界のすばらしさを体感しました。

すっかり癒された私は今度は腹が減りました。

私は今回アグーという地元産の黒ブタと車えびを食べるつもりでいました。

そんなわけでまずはアグー。

このブタを炭火で焼いて食えると足を運んだ先は、地元でも人気上上のGENというお店。

さまざまな部位を食べまくりました。ついでにやんばる地鶏も石垣和牛も食らいました。

もう美味いとしか言いようがないお味でした。

鹿児島の黒ブタも美味いですが、私はアグーに惚れ込んでしまいました。

翌日飛行機に乗る前に車えびを小さな網ですくって食べるという嬉しいお店に行きました。

炭火でも刺身でも湯びきでもカラ揚げ、てんぷらでもOK

生きてるのを生け簀から自分で掬い、それを希望の料理法で食えるというわけでした。

それが1匹300円!!!!!!なんて贅沢な。

2匹づづ5種、計10匹3000円だ。味も気分も最高だ!!!!!!!

場所が悪いがワザワザ行った自分を誉めてやりたくなりました。

帰途、まったく仕事で来たことを忘れているお馬鹿な自分に気づきました(笑)

雨降りの沖縄でこんなに楽しい過ごし方って、、、、、、、、、いいのだろうか(笑)

美味いもの発掘私隊?

昨日書きましたが今回の旅で食べたものを羅列してみたいと思います。


★羽田空港 万かつサンド 

私は自宅とかではよくまい泉のかつサンドを食べますが、羽田空港では必ず万かつサンドを買うようにしています。特に真ん中部分はお奨めです(笑)身がぎっしりでなかなかのお味です。

朝早く行くと出来立てを食べることが出来ます。

★出雲そば 

名前は忘れましたが、赤名八幡宮から北へ8キロほど走ったところにある蕎麦屋さんでいただきました。

割り子といって小分けした蕎麦にそれぞれトッピングしたものです。

私が食べたものはヤマト芋、舞茸てんぷら、山菜と地元名産の具財が乗っておりました。

わさびが一本付いていて、自分でおろして食べるという喜ばしいおまけつきでした。

★宍道湖のうなぎ

七珍のひとつでこの時期に食べられるものはうなぎとしじみでした。

うなぎは関西風で蒸さずに焼くタイプでしたが、なかなかのものでした。

ちなみに七珍の残り5つははスズキ、シロウオ、鯉、もろげ海老、あまさぎです。

★スモークハウス白南風の燻製商品

私はソーセージ、ベーコン、アナゴ、チキンとビーフジャーキーを買いました。

その場でソーセージとジャーキーを食っちゃいましたが、かなりの完成度でした。

ただ店の場所の見つけづらさとご主人の売る気のなさは??????

★あご野焼き

とびうおのすり身をちくわ状にしたもの

実はOJの旅の第一の目的はこれを食らうことでした(笑)

まあまあでしたが、残念なのは土産用の真空パックだったのでいまいちでした。

焼き立てには巡り合えずに旅は終了でした。

★島根牛

聞きなれない牛のブランドですが、サシも乗りなかなかのお味です。

ただ食べたといえない程の量でした。要RETRYです。

★足立美術館の抹茶ドリンク

なんてことないよくある抹茶シェーク的な飲み物でしたが、とにかく景色が素晴らしいったらありゃしない。

奥から2番目の席の手前に座ったら、もう最高!!!!

抹茶ドリンクなんかもうどうでもよくなります?あれ?

★水木しげるロードの鬼太郎パン

鬼太郎のキャラクターをパンにした商魂たくましい一品。

たいして美味くはないが(笑)見た目はちょっと美味しいかな。

OJは眉間にしわを寄せて食べていました。

★白いか

鳥取の夏の名物品。

残念ながら生きているのを食べたかったのですが、時間切れOUT!でした。

甘みがありなかなかのお味でした。

★鯛めし

私の中のうまいもん大賞を2003年の取った鯛めし。

今回OJとキボンヌ(愛称)に食べさせてやろうと、計画に半ば強引に組み込んだという噂。

スペシアルコースの最後を飾る一品に、OJとキボンヌは好きな酒をセーブし、かなり頑張って食べていました。

1杯目より2杯目、2杯目より3杯目といった具合にだんだんうまくなるうれしい鯛めしでした。

★三田屋さんのハムのオードブルとたたき

ステーキの前菜とサイドメニューなんですが、実は私ここのステーキよりも好きなのです。

仕方なく頼んでるようなものです。だから割高な夜はあまり行きたくないのです。

ハムとたたきと召しさえあればOKなのになあ。

ときどきハムとドレッシングをお取り寄せしています。

★広島空港のアナゴ飯屋

空港のお店としては本格派です。量も値段もお味もまあまあな及第点的なお店です。

★倉崎海産のオイル&オイスター

一瓶1500円の牡蠣を焼いて、オイルに漬けたもの。

空港の売店でかるーい気持ちで購入したものでしたが、これが食ってみたら美味しい!!!!!

OJやキボンヌには内緒だが、帰ってから通販で追加購入してしまいました。


早いものでもう出発から1週間が経過してしまいました。

とにかくじわじわと楽しい思い出が浮かんでは消え、浮かんでは消え。

OJは日常に戻り、あいかわらずブッチョウ面をしているのだろうか?(笑)

無駄と余裕の中に人生の珠玉があり、金で買えない喜びが在ることを伝えられたかなと思うばかりです。

近い将来再び、今度はOJから誘ってくる日を信じてこの旅の本当の終わりにさせていただきます。

そうこうしているうちにあさってから仕事ですが、一泊二日で沖縄に行くことになりました。

私自身の新たな旅が始まろうとしております。

詳細をまた書こうと思います。



AFTER VACATION~エピローグ~

夢のような?豪気な旅も怒涛のような日常の時間の中であっという間に流されていった。

思い返すとじんわりじんわりいろいろなことや場面が脳裏によぎる。

私は仕事柄もあり、しばしば旅には出ることが多いが、今回のように気の置けない仲間との旅は少ないように思える。もしかしたら初めてかもしれない。

どんなに美味しいものも一人では喜びも半減だし、どんなにすばらしい景色や出来事も一人ではつまらないし、、、、、、、

実は今回の旅を主催するに当たって、かなりの時間と労力を費やした。

もともとこうした企画を練り上げることは好きなのだけれど、普段忙しく生きている親友に感謝の意をこめたプレセントとして、NETや雑誌、友人からの情報などを出来る限り集めて創り上げて行った。

寝ないで作業をしたこともあった。

終わってみるとたいしたことはできなかったように思える。

でも一生懸命だった。

実は私、友人知人は全国にたくさんいる。たくさんの人たちにお世話になっている。とても感謝している。

しかしその中でも今回の仲間は私にとって最上級の友人だ。

親友というよりも心友だと勝手に思っている。

こんなわがままな私と20年も付き合ってくれている。ありがたいことだと思っている。

厄払いや古き文学の路を訪ね、土地土地の美味いものを食らう!!という目的だったが、わたしにとってそれ以上に素敵な思い出を作ることの出来た機会だった。

ありがとう、本当にありがとう。

最後に声に出して言いたい。ありがとう!


次回は旅で食べたものを全て羅列してみようと思う(笑)

最終章~神戸広島篇~

まさに爆睡だった。何時寝たのかさえもわからなかった。

おとといの夜は雑魚寝だったので、昨夜は六甲アイランドにあるなかなかゴージャスなホテルのツインを一人利用という贅沢を味わった。おかげで目覚めは爽快!!!

仲間はさすがに疲れたか(笑)時間には起きてこなかった。

実はここは計算通り、つまり想定内だったのだ。

ゆっくりと穏やかな気持ちで準備をし、モザイクに向けて出発した。

空腹だが昼にはちょっと早い。「うーん」

しばし考えて結果、神戸港40分クルーズで時間をつぶすことにした。

私自身はこの神戸には何度も来ているが、海からの景色は見たことがない。

「加山雄三になる」宣言をしているのにもかかわらず、考えたこともなかった。反省。

40分1000円というクイックマッサージのような料金ではあるが、なかなかの気持ちよさと景色を楽しむことが出来た。

実は私ここモザイクに来るとおよそ90%の割合で三田屋に行く。

ここのLUNCHはお得感があり、お気に入りのひとつである。

とりわけコースに出てくるハムのオードブルが大好きでたまらないのだ。

それに牛のたたきを追加すれば、もうニコニコになれるのだ。

ぶっちゃけメインのステーキなんかどうでもいい。

肉LOVERの私にしては珍しい気持ちになれる店なのだ。

OJもたいそう気に入ってくれて、お土産を買っていた。

OJはとても親孝行だ。今回やたら両親にお土産を買い求めていたのが印象的だ。

出雲大社で厄払いとともに購入した縁結びの御札のご利益があることを祈らずにはいられない。

満腹で満足の我々はいよいよ最終目的地の姫路城に向かうことにした。

白鷺城と呼ばれる白亜の美城姫路城はそれほど城には執着はない私がすばらしいと思うほどの城である。

高校の修学旅行で訪れて以来、その美しさは私の中にいつまでも深い印象として残っているほどだ。

平日でも混んでいることが多い姫路城だが、運の悪いことに祭りと重なってしまったようで、駐車なんか出来る状態にない!!!残念だった。

仕方なしに我々は緊急措置として、尾道に向かうことにした。

じつは尾道は大好きな街だ。高校生のころ「転校生」という映画を見て以来、その不思議な雰囲気と美しい景色に魅せられている。

大林宣彦映画のファンなら一度は足を運びたい場所であるはずだ。

残念ながら時間もあまりなく、、、、、、

ていうか映画を見たことない人には私の渾身の説明も悲しく、風とともに流されて行ってしまったのであった。

ついにゴール手前だ。

楽しい時間は早い。すごく早い。

私は空港に向かう車を走らせながら、すこしづつ寂しくわびしい気分になっていった。

無事車を返却し、最後の買い物を楽しんだ後、

打ち上げをかねて最後の食事を空港内のレストランでした。

アナゴ飯を食べた。とっても美味い。最高だった。

だけどちょっと、ちょっぴり切なくなった。

こんな気持ちになったのはいつ以来だろう。

遠足や卒業式の後、帰宅するときの気持ち、最後の一人になるまで校庭にいたときの気持ち。

そんなノスタルジックな気持ちが今回の「大人の旅」のラストに感じるとは、、、、、、、、

楽しかった。本当に楽しかった。

そして旅は終わりを告げた。



第二章~島根&鳥取&神戸篇~

泥のように眠った我々を爽快な気分で迎えてくれたのは宍道湖の景色だった。

朝食はしゃれた個室での満足のいく内容のMENUだった。

満足感に包まれての出発であった。

我々が最初に向かったのは足立美術館。

この美術館はドジョウすくいで有名な安来市にある。

予定通りにほぼ会場と同時に入館したが、この美術館只者ではなかった。

庭園のすばらしいといったら、まさに驚愕だ!!!

庭園を絵画に見立て計算された技には、放心状態になってしまうほどだった。

ちょうど雨上がりの気候だったが、美しいの一言である。

四季折々に訪ねてみたくなる内容だった。

ここに来るためにだけ飛行機に乗るのも贅沢な話だが、それだけの価値のある場所だ。

次に向かったのは境港市だ。

ここにはゲゲゲの鬼太郎で有名な水木しげるの記念館があり、小さな町ながら大人も子供も喜べる。

我々も年甲斐もなくはしゃいでしまった。

さらに車を東へ走らせ、遠路鳥取砂丘を見に出かけた。

はじめてみる砂丘は広大で、自然の雄大さ、偉大さを再認識した。

駆け足で時間がないこともあり、砂丘を馬車で観光し、土産を買うにとどまった。

正直言うともう少しここに居たかった。

日本は広い、そして美しいところがまだまだあるんだと思った。

我々東京人はなかなか来る機会がない山陰だが、本当にいいところやうまいものがある。

後ろ髪を引かれながら、我々は今夜の宿泊地の神戸に向かうことにした。

まさにLONG-DRIVEだ。長距離に慣れてないOJはかなり疲労困憊のご様子だ。

DRIVER2人は最低限の条件かもしれない。

夕飯の予約を取ってあるため、休みなしで神戸の三宮に。

ここには私のお気に入りのお店がある。

鯛めし料理の店である。とにかくここはすばらしい。

この思いを親友に伝えたくて、半ば強引にスケヂュールを作成した。

満腹の二人が喜んでくれてうれしかった。

無理させてごめんな、親友たちよ。

さすがの働き者たちも目に見えて疲労困憊で、申し訳ない気持ちで一杯だったが、気がついたら思いっきり爆睡してしまった。

いよいよ明日は最終日。

本当にNO-PLANだ。さてどうなることでしょうか?乞う!ご期待!!!


第一章~島根篇~

なんとか広島空港に降り立った一行はレンタカーに乗り、山道を抜け一路出雲に向かった。

とにかく緑が美しい、まさに迫り来る緑といった感じだ。

なんだか視力がよくなるような気がする。

三次市を越え、いよいよ島根県に入る。

県境に最初の目的地である”赤名八幡宮”がある。

注意深く探しながら走行したが見つからない。小さな町なのに見つからない。

なんてお馬鹿な事だろう。

なんとか見つけ参拝した。今回のツアーは”厄払い”目的が第一にあげられる。

一息ついたら無性に腹が減っていた。

基本的にはNO-PLANだが、ここで腹が減るのは若干予定外、いや想定外だ。

とにかく良さ気な店を見つけ入る事にした。

我々が選んだものは!”出雲そば”だった。

”挽きたて、打ちたて、茹でたて!”のキャッチコピーに負けた。

お奨めのメニューをチョイス。

出てきたそばをおそるおそる食べてみる。

”うまい!!!!!!!”

ちょっと馬鹿にしてたが、うまい!!!

聞けばこの店は自家製のそばを栽培して提供している有名店との事。

TENSIONがあがったのは言うまでもなかった。

その後須佐神社を見物。途中燻製専門店により、なぜか土産にベーコンやらアナゴやらの燻製製品を買った。店はやる気のないおっさんとてきぱき動く奥さんが非常にわかりづらい店舗?というか工場のような建物で営業しており、帰宅後食べたらこれまたバカうまだった。

早くも島根に2本取られた!!!!!!!!

その後、念願の出雲大社に参拝に出かけた。

国歌で歌われている”さざれ石”をはじめてみた。石に感動するなんて、、、、、、、、、、

我々が大社の境内に入ると、突然激しい雨に見舞われた。

確かに天気予報は悪かったが、空港から雨は止み、途中まばゆいばかりの太陽が出ていた。

いきなりのことでお札やおみくじを購入するにとどまり、お払いを受ける状態でなくなり、予定よりも早く大社を後にした。

不思議なことに我々全員天候とはうらはらにじつにさわやかな気分になった。

ご利益があったのだろうか?

雨の中、今夜の宿泊地松江市に向かった。車で30分程度のみちのりである。

宍道湖の南側を高速道路で松江へと向かった。

町に入ると松江城が見えてきた。ふらふらと誘われるように松江城の駐車場へ、、、、

さっきあれほど降っていた雨はいつのまにか止んでいた。

我々は城の外周を船でめぐるアトラクション的なものに乗ることにした。

昔、なんどか福岡の柳川の川くだりをしたことがあるが、ここのはなんとモーターボートの屋形船である。

のんびりとした時間を楽しんだ。風情のある町を風情のある観光の仕方をするなんて、”オレッチも大人だ”とOJも満足そうだった。

松江城はコンパクトなつくりだが、とっても美しい城でした。

OJは飲み仲間に頼まれたという”博打の木の葉”を取りに行っていた。

OJが私にくれた葉はどうみても普通の葉っぱだがせっかくなのでもらうことにした。

が今も普通の葉っぱのような気がしてならない。

いよいよ今夜のお宿に到着だ。

場所は最高だった。宍道湖温泉郷にある湖畔にたつお宿だった。

部屋に通されびっくりした。

部屋から宍道湖が500インチくらいの大画面テレビ(そんなテレビはないが)のように見える。

広さがまた豪快で宴会場かと思われるようなきれいで広い部屋だった。

まさに和風界のスイートルームだ。ゴージャスだ。トレビアンだ。

温泉もNICE,飯も部屋で食べられNICE。仲居さんも愛嬌のある人でNICEだった。

部屋でくつろぎながらの、飲み食い!!!!

ああ!俺たちもおとなになったなあと、次第に暗くなっていく宍道湖を見ながら、

改めて友達のありがたさや、今の幸せをかみ締める私でした。


OJよ!大志を抱け!!~山陰ツアー2006満腹~序章

ついにやって参りました。台風が来てるのを内心おびえながら迎えた旅行当日。

OJは前日に我が家に前乗り、まさにやる気満々でありました。

前祝?と称してさっそく飲み始めるOJ。思えばともに旅などするのは初めてであります。

朝早いため寝ないといけないのに、OJはなかなか眠りません。

やばい!やばいぞ!!

当然の如くほとんど寝てない状態で空港に向かう羽目になったのでした。

着くや否や!!!アクシデントか???_

我々の目指す広島空港が視界不良で引き返すか福岡着陸もあるとのアナウンス!!!

よりによって広島だけが視界不良???マジかよと内心おびえる私を尻目に器のでかいOJはSMILE&得意のブッチョウスマイル!!!!!!

ON TIMEで飛行機は飛び立つものの小心者の?私を尻目にグースカピー!!!

OJよ!楽しんでくれ、そしてなにかを得てくれとうなりながら眠るOJをやさしいまなざしで、万かつサンドをほおばる私であった。


注釈1 万かつサンドは肉の万世の調理パンで幼少時代からの筆者の好物のひとつで、羽田空港に行くと必ず購入してしまうのである。価格は600円である。姉妹商品にハンバーグサンドがあるが筆者はメンチカツサンドと名前を変えるべきだと長年思い続けている事はここだけの秘密である。