初めてのショートステイ | テルコさん 〜天然86歳との付き合い方〜

テルコさん 〜天然86歳との付き合い方〜

娘です。
母の名前はテルコ。
ワタクシ、母のことをどうしても好きになれません。
日々の苦悩を正直に、そしてあっけらかーんとつづります。

※バックデートで投稿しています。

 

 

私たち夫婦の出張に伴い、10月25日〜11月2日までの8泊9日。

これが、テルコさんにとって初めてのショートステイ。

 

1日、2日くらいなら自宅で大丈夫かな、と思うが、さすがに8泊9日は危険すぎる、という判断。

 

 

 

さて、ショートステイから帰宅したテルコさん、びっくりするほど衰えていた。

 

まず、身体機能の衰え。

ほとんど歩けなくなってる。

 

そして、認知機能の衰え。

明らかにボケボケになっている。

 

 

 

これはまずい。

デイを増やしてもらおう。

 

 

 

これまで、デイサービスは週2回。

月曜日と木曜日。

 

デイ当日から翌日まではいいのだが、翌々日から身体機能も認知機能も衰えてしまうので、「デイを週3に増やせるといいですね」という話をちょうどケアマネさんとしていたところ。

 

デイに対しては「楽しい!」「ご飯が美味しい!」といった発言をする一方、「こんな嫌な人がいた」とか「塗り絵とかやらされた(つまり子供扱いされた)」という不平不満を漏らすこともあり、週3に増やすタイミングを伺っていたのです。

 

 

 

でも、、、この状態、もう待てないぞ。

 

 

ケアマネさんに相談して、すぐにデイを増やしてもらった。

 

月・木 → 月・木・土

 

 

 

そこはホッとしたところだが、、、

 

今回のショートステイ、テルコさんにとっては不満点が多かったらしく、かなりのご立腹。これが面倒だ。

 

 

【不満1】同室の人がうるさくて眠れない

2人部屋だったが、同室の人が夜中にブツブツ言いながら歩き回っていた、という。

これは、本当なのか、テルコさんの妄想なのかわからない。

腰椎骨折での入院のときも、同じように「同室の人が夜中にお経を唱えていた」とか訴えていたので、テルコさんの妄想説が有力だと思うのだが・・・

 

【不満2】何もしてくれない

昼間はみんなが集まるところで椅子に座らされ、そのまま放置。

誰と話すでもなく、何をするでもなく、ひたすらボーッと座るだけの1日。

勝手に立ったり歩いたりしたら怒られるので、座るしかない。

これも事実とは違うみたい。

ケアマネさんが様子を見に行ったときも、塗り絵やらなんやらやっていて、楽しそうにしていたそうだ。

実際、テルコさんの塗り絵やらなんやらの制作物を持ち帰ってきたし・・・

 

【不満3】お風呂に入れてくれない

ステイの間に1回しかお風呂に入れなかった。

これも事実とは違う。

毎日の記録が報告されているのだけど、入浴もちゃんと書いてあった。

 

【不満4】呼んでもすぐに来てくれない

一人でトイレに行ってはダメで、手を挙げて職員を呼ぶルールとのこと。

でも、手を挙げてもなかなか来てくれない。

「2時間も待った」という。

「2時間」が本当かどうかわからないけど、「すぐに」は無理なのは仕方ないよね。

待つ身としては、時間経過が遅く感じるのはよくわかる。

でもさ、「2時間」はないと思うのよね。

 

 

 

とにかく、とにかく、この上なくご立腹。

 

「もうお泊りはしない!!」

 

 

 

あああああ〜〜〜〜

 

 

 

とりあえず、テルコさんの大好物のお寿司で帰宅を祝う形で、気持ちを鎮めていただいた。

 

 

 

正直、ステイへの拒絶反応は、家族としては好ましくない。

 

 

今後も出張の際にはステイを利用するわけだし、加えてレスパイトでステイを利用することも考えていた。

 

そして、ゆくゆくはどこかのタイミングで特養入所となることを見据えて、徐々に施設での生活というものに慣れておくことは必要だし。

 

 

 

テルコさんのステイへの怒りはなかなか収まらず、さらに以前の腰椎骨折のときの記憶も蘇ってしまい、「ああだった」「こうだった」「こんなことされた」「もうイヤだ!!」を狂ったように繰り返す日々。

 

はぁ・・・