第1修羅場のあと
夫と私はそれぞれの思いを胸に
ソファに座り込んでいました。
こちらの続きです。
私は
自分の段取りの甘さを
おおいに後悔していました。
ケアマネさんに
釘を指しておくべきだった・・・
デイ見学前には
テルコさんに連絡をしないように
お願いしておけばよかった。
ただそれだけのこと。
そうしていれば、
寝た子は起きなかったのよ。
でもね、
そのためには私とテルコさんの
複雑な事情を話さないとならない。
しかし、その根っこは
私の幼少時に遡るわけで、
電話での1〜2分では無理。
最低でも2時間くらいは
時間をいただかないといけないし、
つまりは私自身も
2時間の時間を作らなくちゃならない。
そのための資料作りもある。
ってか、
ケアマネさんとまだ契約してないのに
ご相談はできないよね。
でもさ、
今回のようなことが起こらないためには
事前の情報共有が必要
だと思うのよ。
最悪だ・・・
ケアマネさんの電話さえなければ、
こんなことにならなかったのに・・・
ホント、
寝た子を起こしてくれちゃったよ。
ケアマネさんは事情を知らないのだから
仕方ないよね。
私のミスだ。
つくづく後悔。
一方、
夫はずっと難しい顔で何かを考えてる。
そして突然、こう口を開きました。
「ババちゃん、
認知症なんじゃないか?」
出たーーーー!
認知症疑惑
ケアマネさんからの電話を
私に持ってきた時の様子が
気にかかっているらしい。
ケアマネさんのことも、
1月4日の訪問のことも、
全然覚えてない。
途中から
デイ見学のことを思い出したが、
「日曜日」としか記憶してない。
しかもその記憶は間違ってる。
デイ見学というのを
予定としては認識していても、
自分が約束した自覚もない。
あの様子を見たら
認知症?って思っちゃうよ、と。
「それにババちゃんってさ、
会話が成立しないじゃん。」
相手の言ったことを
その通りに理解できないよね。
いつも解釈がおかしいよね。
全然通じない時があるじゃん。
話すのも同じで、
おかしいこと言うよね。
勝手に頭の中で省略して
口に出しちゃうんだよね。
相手が理解できるようにとか
考えないで話すし、
相手が理解できているかも
確認しないで一方的に話すし、
相手の反応も見ていないし。
要するに
言いたいことを
自分のタイミングだけで
一方的に言うだけだよね。
夫よ、
わかる、わかる。
全くその通りだよ。
「そうだよね。
おかしいよね。
これって認知症じゃないの?」
そうか・・・
夫には認知症に見えるのか
もちろん、
私だってテルコさんがおかしいのは
よ〜〜〜く知ってる。
でもね、
私は認知症ではないと思うの。
実は私は、
別の疑惑を感じてるの。
続きます。