支援が必要なお子さんを育てている保護者の方々の会に参加してきました。

 

そこで聞こえてきた声は、10年前と何も変わっていませんでした。

 

「小さい頃から育てにくさがあって…」
「小学校ではなかなか理解してもらえなくて…」
「中学校に上がるとますます難しくなって…」
「進路はどうすればいいのか不安でいっぱいです…」
「自分のキャリアもどうしたらいいのか分からない…」

 

——そのどれもが、10年前から何度も聞いてきた言葉です。

 

そして、ふと思いました。

 

このままだと、10年後も私はきっと同じ話を聞いているかもしれない。

 

それって、本当に変えていかなきゃいけないのは
「子ども」や「家庭」じゃなくて、
社会の仕組みや、私たち大人の“学び方”なのかもしれないって。

 

困っている子が「困っている」と言える環境。
その声にちゃんと耳を傾けられる大人。
親も子も、孤立しない支援の形。

それをつくっていきたいんです。

 

だから「まなびアトラス」では、
子どもの育ちや支援に関わる人たちと一緒に、
「学び合い」「分かち合い」「つながり合う」場所を作っていきます。

 

悩みを共有するだけでは、変わらない。
行動してこそ、未来は変わる。

 

一人ひとりの思いが、社会を変える力になると信じています。