中学校の卒業式を前に・・・
今年の県立高校の入試を振り返ってみたいと思います。
(塾の先生からの目線で)
アトラスをスタートして9年、
毎年中3の生徒に寄り添っている訳ですが、
いろいろな親子のドラマがあります。
そして今年もいろいろありました。
保護者の皆さんは不安ですよね・・・
親としては、毎日机に向かう姿を見たい!
でも、実際はちょっと勉強して休憩してゲームして(笑)
あれ?ほとんど勉強が進んでないじゃん!とか思ってしまうのですが!
そもそも何時間も机に向かっても、何にも進まない子もいる訳です。
必要以上に焦らせてしまって、メンタルがダウンしてしまう子もいますし、
さっさと諦めて志望校を下げようとする子もいます。
なんでなんでしょう。親としては、頑張る我が子が見たいのです。
しかし!
ずーっと頑張るなんて出来ないんです。
(もちろん!頑張れるお子さんもいます!)
ハードルを下げてもらえたら、頑張る姿を見られるのになと思ったりもします。
そんな中で、私がこれまで見てきた中で、ここのご家族のサポートは素晴らしい!
と思うケースをご紹介します。
中三までの二年間にいろいろな事を経験してきている子どもたちが、
口を揃えて言うのは
「高校になったら、キャラ変したい!」
という事です。
つまり・・・キャラを変えたい!
「人生、一回くらいモテてみたいじゃないですか!」
「クラスの●●ちゃんみたいに、みんなに優しくて好かれる人になりたい!」
「可愛くなりたい!」
成長著しい中学生の三年間、人間関係も複雑です。
部活で直面する先輩との関係。
勉強面では毎時間違う先生に教えてもらう事で、
ある先生からは評価されるのに、ある先生からは評価されなかったり・・・
そしてテストの順位が出て自分の成績が数字となって表れる。
結構残酷ですよね。
そんな中で、部活も頑張って、勉強も頑張って、友達関係もうまくいって!
なんて子は本当に一握りなのかもしれません。
だから、みんなキャラ変して、高校に入ったらキラキラした生活をしたいと思うんだろうな~。
そんな中で、
「私は私のままでいきます!」
と答えてくれた子が、これまで一人だけいました。
その子も部活でいろいろありました。
友だち関係でもいろいろありました。
でもなぜ自己肯定感が下がらなかったのか。
それはお父さんお母さんのサポートが素晴らしかったから!
どんな成績でも決して怒らず、バカにする事もせず、
ただただ信じて見守ってくれました。
毎年いろいろなドラマがありますが、毎年思い出す生徒さんです。
*その後、アトラスに遊びに来てくれて、高校生活を楽しんでいるという事を報告してくれました。
中三の保護者の皆さま、ご卒業本当におめでとうございます。
高校では子どもも保護者も楽しんじゃってください!
子ども達の話で親も青春できます(笑)
中二の保護者の皆さま、これから一年間、子ども達の一番の味方になってあげて下さい!
親が出来る事は、健康管理と情緒の安定だけです!
毎日機嫌よく過ごせるように!ただただそれだけお願いします!
長くなっちゃった(笑)
