今日はひかのご飯について、ご質問もいただいておりましたのでご報告したいと思います。
いつからか、ひかは療法食のドライフードをかなり残すようになりました。
しかしトッピング(低たんぱく米のお粥も含めて)ばかりを食べていると療法食の意味がなくなるだけでなく、栄養不足も心配です。
そしてそもそも論として、膵炎と腎臓は基本的な食事対策が真逆。
両方に対応したドライフードがほとんど無い、という問題もつきまとっていました。
そんな悩みを抱えながらずっと「犬心」と「be-Naturalルートゴードライト」をローテーションしていたわが家でしたが・・・・
ある時、ふと気づいたんですよね。
私はひかのフードを食べたことがない、と。
たとえ療法食とはいえ、自分が口にしないものを食べさせている矛盾。
しかも残しているところをみると、ひかにとってそれほど美味しいものでもないのでしょう。
それを来る日も来る日も、手を変え品を変え、食べさせようと苦労していた自分。
私はいったい何をしているのだろう・・・
そう思いました。
それからは時間の許す限り、答えを求めての情報収集が始まりました。
探していたのは今のひかにとっての"正解"
そんな暗中摸索の折り、
受講することで手作り食の計算方法と作り方を学ぶ半年間のオンライン講座もリサーチしてみましたが、あまりの受講料の高額さに怒りすら湧いてきたことも
だいたい、私のようないい加減でずぼらで数字に弱い人間に、一から計算とか無理ゲ―だったと気がついて良かったです。
簡単で
手に入りやすい食材で
アレルギーや病状に考慮しながらも
なによりご飯の時間が待ち遠しい、美味しいご飯。
そんなものを探して辿りついたのが、獣医師&動物栄養士に依頼する療法食のレシピ作成でした。
メニュー完成までの流れは
健康診断の結果を提出→ラインでヒアリング→一週間後に3種類のメニューのデータをいただきました。
ひかの場合まだ減量中なので、目標体重に合わせて計算したものを試している最中です。
費用はヒアリングと3種のレシピと購入したビタミンサプリを含めても、たしか諭吉さま1枚でお釣りが来る程度でした。
わが家の場合、1日分をまとめて冷蔵庫に用意したものを3食に分けて出していますが、毎度ものすごい勢いで数秒で完食してくれます。
絶対美味しいんですよね。
横取りして食べたことはないですが、私たちも普段使っている食材がほとんどのレシピなのでお味は想像できます。
これを一ヶ月間続けたところ、先日行った健康診断で、なんと腎数値は基準値範囲内に戻っていました。
ということで
現時点でのひかのご飯の正解は「手作り療法食」だと実感しています。
もしご興味がある方がいらしたらリサーチしてみてください。
とはいえ、何といってもハイシニア犬。
今後何が起こるか予想できないのも事実です。
三度のご飯を美味しく
共に暮らせる幸せを大切に
これからも私にできることを考え続けていきたいです。