27日目です。第2章最後となります。
勉強に男女の差はない たとえ主婦であってもどんどん挑戦せよ
この章の最後にあたって、是非とも申し上げておきたいことがあります。それは目標を定めて勉強しようと決めたら、いくらそれが難しいものでも実行する前にあきらめないでほしいということです。
よく自分には無理だとか、私は女性だからといってアタックすることもせずにギブアップしてしまう人がいますが、私はそのような話を聞くと残念でなりません。
世の中にはいろいろな境遇の人がいて、いろんな制約のもとに暮らしています。パーフェクトな環境のなかで勉強ができる人がいないとまではいいませんが、その大半は何らかの制約を受けつつ勉強し、目標を達成していると言っていいでしょう。
顕著な例として、つぎのような人を紹介したいと思います。それは専業主婦をしながら司法試験に合格した女性です。それも生まれたばかりの子供の世話をしつつ勉強し、合格した人です。
年齢は30歳くらいとお聞きしています。もちろん夫の献身的な協力があったことは言うまでもありませんが、だからといって勉強するのは彼女自身ですから最低限の勉強量が変わるはずもありません。
彼女は予備校に通うのではなく、通信教育で目的を達成しました。それも考えてみれば相当なハンディキャップといえます。同じ目的を有する仲間と論を交えることもできませんし、すぐに先生に質問することもできません。まして試験に合格するという意志を持ち続けるだけでも至難の業だったと思います。
しかし彼女は数々の難関をつぎつぎクリアして、見事にゴールしました。合格者の座談会があったときにその勉強法を尋ねてみたら、それは工夫に工夫を重ねて勉強時間を割き、効率的に勉強した結果だったとわかりました。
私も働きながらの受験の時に、朝早く出勤して30分間、昼休み1時間、その他の細かい空き時間を勉強にあてる工夫をしましたが、彼女も同じように子供が寝ている時間が少しでもあれば無駄にしないで勉強したといいます。
初めはその勉強法に慣れるまで苦労します。しかし慣れてしまえば意外に苦にせず勉強できるものです。私もそうやって勉強をしたことを覚えています。
彼女は特別の人ではありません。生まれたばかりの子供がいる主婦が司法試験に合格できたという例を出したのも、「誰でもやってやれないことはない!」ということをいいたかったからです。
もし「私には無理だ」という人がいたならば、今からでも遅くはありません。目標に向かって、今すぐスタートを切るべきです。
本日の格言
トライしないであきらめることほどバカバカなことはない