こんばんは!

 

お眠り大好きアラサー男子の terafa です。

 

最近、更新ができていませんでした。。。

 

 

 

みなさんに良い情報をお届けするために

 

インプットに時間を使っていました!

 

 

 

 

血流の勉強をしたり

 

寝具を見に行ったり

 

セミナーに参加したり・・・

 

 

 

私自身も常に成長をして

 

みなさんの

 

お役にたちたいと考えています!

 

 

今日はよく耳にする

 

『眠りのゴールデンタイム』についてです。

 

 

 

 

 

【ゴールデンタイムとは】

 

 

よく

 

ゴールデンタイム

 

22時から2時の間 と言われています。

 

 

 

実は・・・・

 

これには

 

誤解があります。

 

 

 

 

そもそも

 

なぜゴールデンタイムと言われているかというと

 

それには成長ホルモンが関係しています。

 

 

 

 

成長ホルモンには

 

細胞の修復を行ったりする効果があります。

 

これはお肌を修復することにも繋がります。

 

 

なので美容や美肌に効果があると言われ

 

そこから成長ホルモンが分泌される時間帯

 

ゴールデンタイムというようになったのです。

 

 

 

 

 

 

上の図をみていただくと

 

確かに22時から2時くらいに成長ホルモンが多く分泌されていますよね。

 

しかし

 

これはあくまで実験から出たデータであり

 

理想的な睡眠サイクルをベースにしたものです。

 

 

22時から2時のゴールデンタイムとは

 

こういった実験データの図から

 

言われるようになったと考えられます。

 

 

 

 

 

 

【成長ホルモンはいつ分泌されるのか?】

 

 

 

 

 

成長ホルモンが出る時間帯がゴールデンタイム

 

と先ほど話をしました。

 

 

 

では

 

成長ホルモンはいつ分泌されるのでしょうか??

 

 

 

 

 

 

上の図を見てください。

 

これは1日の睡眠サイクルを図にしたものです。

 

 

 

成長ホルモン

 

ノンレム睡眠時に出ることがわかっています

 

特に・・・・

 

 

ぐっすり寝ている状態(図でいうと3.4段階)

 

多く分泌されます。

 

 

この3.4段階目のノンレム睡眠は徐波睡眠・深睡眠と呼ばれています。

 

 

 

 

 

【ノンレム睡眠は入眠後3-4時間が一番長い!】

 

 

 

 

成長ホルモンをしっかり分泌させるためには

 

ノンレム睡眠(特に3.4段階の)をしっかりとることが重要

 

ということがわかりました。

 

 

そして

 

ノンレム睡眠(特に3.4段階)は

 

上図の睡眠サイクルを見ると・・・

 

 

 

 

入眠後の

 

3-4時間の間に一番長くとることができています

 

 

 

つまり

 

寝付く時間は関係ないのです。

 

22時から2時の間に成長ホルモンが出ると

 

決まっているのであれば

 

起きてようが寝ていようが

 

そもそも関係ないはずです。

 

 

 

なので

 

 

入眠後の3時間から4時間で

 

深い睡眠がとれた時間

 

本当のゴールデンタイム

 

ということができるのではないでしょうか。

 

 

 

 

【まとめ】

 

  • ゴールデンタイムは 成長ホルモンが分泌される時間帯のこと!
  • 成長ホルモンは ノンレム睡眠の深い睡眠(徐波睡眠)時に多く分泌される!
  • 深い睡眠は、入眠してからの3-4時間に一番多くとれる!

 

こんにちは!

 

お眠り大好きアラサー男子 teruafa です。

 

 

 

 

最近

 

睡眠の勉強をしている過程で

 

血流を観察することがあります。

 

 

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こんな感じです(笑)

 

これは兄の毛細血管を写したもの。

 

 

毛細血管

 

全血管の約95%を占めていると言われています。

 

血管は全長10万キロ!(地球2周半分の長さ)

 

毛細血管は1500億本あります!

 

 

 

 

血管を道路に例えると・・・

 

心臓から出る太い動脈や静脈

 

高速道路のようなもので

 

毛細血管は各細胞(家)まで続く

 

下道(したみちというと

 

わかりやすいと思います。

 

 

 

 

 

 

血流に関しては

 

また改めて詳しくお話をしたいと思いますが・・・

 

 

血流の役割というのは簡単にいうと

 

  • 細胞に栄養素や酸素を運ぶ
  • 体温を調整する(放熱)
  • 細胞から老廃物やゴミを運ぶ
 
つまり
 
血流が悪い
 
各細胞に栄養素や酸素が十分に行き届かずに
 
老廃物などの掃除も滞り
 
身体にさまざまな悪影響を及ぼすのです。
 
 
細胞を家だと思えば
 
ゴミがたくさんたまっている家に住んでいて
 
心身ともに健康でいられるわけがありませんよね?
 

 

 

血流観察をしていると

 

流れが悪い人の方が多いです。

 

理想的な毛細血管を持つ人は

 

20人に1人いるか、いないかです。

 

 

 

さて、

 

今日は寝汗について、毛細血管の効果なども踏まえ

 

お話しをしたいと思います。

 

 

 

 

【寝汗の役割とは】

 

通常、眠っているとき

 

コップ1杯分の汗を人間は搔いています。

 

 

寝汗の通常の汗と同じく

 

その役割は「体温を下げる」ことです。

 

 

しかし

 

通常の汗との違いがあります。

 

私たちがかく通常の汗は「上がりすぎた体温を適正に下げるため」に分泌されます。

 

高熱が出たときや運動をしたときに、汗が出るのは

 

異常に高くなった体温を正常値(36℃前後)に下げるためです。

 

 

寝汗は正常な体温を「睡眠に最適な体温」に更に下げるために分泌されます!

 

 

 

 

 

 

雪山とかで体温が下がり、急に眠くなることは聞いたことがあると思いますが

 

眠るためには「速やかに体温を下げる」ことが必要なのです。

 

 

 

 

 

 

【眠りの質を上げるための2つの仕組み】

 

 

 

 

1つ目は・・・

 

眠りに入ると手足などの末梢の動脈が拡張するという仕組みです。

 

先ほどお話をした、血流の役割です。

 

手足の動脈が拡張すると、そこに多くの血液が集まります。

 

すると手足が熱くなり、これによって手足から熱が放散され

 

体温が下がりやすくなります。

 

 

 

赤ちゃんが眠たくなると手足が暖かくなるのも同じです。

 

 

しかし!

 

この血流が悪かったらどうでしょうか??

 

上手く熱を拡散できずに

 

睡眠に入るための仕組みが作動しなくなります。

 

それは睡眠の質を下げることを意味するのです。

 

 

 

 

2つ目は・・・

 

「寝汗」です。

 

寝汗は深い睡眠(徐波睡眠)に入る直前で多くなる事が知られています。

 

これは寝汗によって一気に体温を下げることで

 

深い眠りに入りやすくする役割があるのです。

 

実際、睡眠の研究においても

 

睡眠初期の深い眠り(徐波睡眠)の直前になると発汗量が増え

 

体温が急激に下がることが確認されています。

 

そして一度スムーズに深い眠りに入ると、

 

その後寝汗は多くは認められなくなります。

 

 

 

この2つの仕組みによって体温が急激に下がり

 

私たちは良い眠りを得ることが出来るのです。

 

 

【寝汗による発汗分を補って置く】

 

 

さて

 

コップ1杯分の

 

「寝汗」を深い睡眠の直前に搔くことで

 

よりよい睡眠が取れていることがわかりました。

 

 

もし

 

このときに身体の水分が足りていなかったらどうでしょうか?

 

 

脱水症状のような形になるので

 

熟睡を妨げる要因になる可能性があります。

 

 

また血液中の水分が少ないため

 

血液の流れが悪くなり

 

熱を拡散できず

 

スムーズに体温を下げることができません。

 

なので

 

深い眠りにつくことができない可能性があります。

 

 

なので

 

眠る前に

 

身体の水分を補給するため、寝汗を搔けるようにするために

 

コップ1杯の水を飲むことをお勧めします。

 

 

 

昔の人は

 

寝る前に飲む1杯の水を

 

 

「宝水」

 

と呼んでいたようです。

 

 

 

健康によく、良い睡眠を取る上で重要であることが

 

古くから経験としてわかっていたのでしょうね。

 

 

【まとめ】

 

  • 良い睡眠をとるための仕組みは「毛細血管による放熱」と「寝汗」
  • 「寝汗」はコップ1杯ほど搔くもの!
  • 「寝汗」の役割は「体温を睡眠に最適な温度まで下げる」!
  • 「寝汗」は深い睡眠をとる直前に出る傾向!
  • 睡眠中の「寝汗」分を補うことが大切
  • 昔の人はそれを「宝水」と呼んでいた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんばんは!

 

更新がなかなかできずに

 

反省をしている

 

お眠り大好きアラサー男子の teruafa です。

 

 

 

 

 

私は

 

従姉妹が看護師なのですが

 

夜勤があり、なかなか睡眠が安定しないという

 

相談を受けました。。

 

 

 

 

 

 

 

エジソンが電球を発明して以来

 

24時間体制になった経済は

 

私たちの生活に大きな変化をもたらしました。

 

 

 

看護師に限らず

 

フライトアテンド警備員

 

運輸業タクシードライバーなど

 

昼夜を問わず働く人が増えています。

 

分業による交代勤務になり

 

夜に眠るという人類が誕生以来

 

繰り返してきた普通の生活ができない人が

 

ここ200年足らずで大きく増加しています。

 

 

 

こういった生活の変化は

 

私たちのからだにどんな影響があるのでしょうか??

 

少し調べてみました。

 

 

 

【交代勤務と乳がんの発生の関連性を

WHO(世界保健機関)が正式認定】

 

2007年

 

WHOの下部組織である、IARC(国際がん研究機関)

 

交代勤務従事と乳がん発症の関連性を示唆し

 

交代勤務をがんリスク要因として正式に認定をしました。

 

 

 

 

 

 

これまでの研究で

 

夜間の交代勤務を月に3日以上行ってきた女性

 

 

 

 

日勤だけの女性と比べ・・・・

 

  • 乳がんリスク 1.36 倍
  • 子宮内膜がんリスク 1.47 倍
  • 直腸がんリスク 1.35 倍

 

 

 

交代勤務の男性は

 

日勤者に比べて・・・

 

  • 前立腺がん発症リスク 3 倍 
     ※夜勤者は 2.5 倍

 

と報告されています。

 

 

 

【がんの発症メカニズムにはメラトニンが関係している可能性】

 

 

メラトニンは

 

身体の健康に重要な役割を担っています。

 

実は

 

メラトニンは昼間に活動をする人間にとっては

 

眠りに関係をしていますが

 

夜行性の動物でも

 

夜に分泌をされることから

 

必ずしも「眠りのホルモン」というわけではないのです。

 

関連記事:恋愛感情には眠りのホルモンが関係していた

 

 

メラトニンの作用については

 

まだまだ不明な点も多くありますが

 

  • 抗酸化作用
  • 抗腫瘍効果
  • 免疫賦活作用(からだの免疫機能を活性化させ、防御力を増強させる)
  • 抗アドレナリン作用
  • 抗高脂血症作用
  • 血小板凝集制御作用

 

などが確認されています。

 

 

つまり

 

交代勤務で夜勤が入る人や夜勤に従事する人

 

 

暗くなると分泌されるメラトニンが

 

夜間にを浴びることによって分泌されず

 

メラトニンも持つ

 

抗酸化作用、抗腫瘍作用、免疫賦活作用

 

低下することが

 

関係しているものと思われます。

 

 

 

 

【メラトニンは35億年前から存在している

ワンダーホルモン!!】

 

 

地球が誕生してから 約46億年と言われていますが

 

メラトニン約35億年前から存在している

 

藍藻(:らんそう・・・水たまりや池に見られる緑色の微生物)

 

 

 

 

がこのメラトニンを持っているのです。

 

藍藻光合成を行い

 

大気中に酸素を作り出したと考えられています。

 

 

しかし

 

この酸素はちょっとしたきっかけで

 

有毒な活性酸素に変化します。

 

※活性酸素は免疫反応でもあるため、存在自体が悪いわけではありません。

 呼吸をすれば、普通に出るものです。しかし、ストレスや加齢、紫外線など様々要因から

 過剰に増えたり、体内の抗酸化作用で減らすことができないと、身体に老化などの悪影響が出ます。

 

 

 

この活性酸素の害から

 

藍藻を守ったのがメラトニンと考えられています。

 

 

メラトニンには上述したいろいろな作用の結果

 

  • 老化を防ぐ
  • 免疫力を高める
  • がんや心臓病を防ぐ
 
など多くの効果があり
 
『ワンダーホルモン』

 

 

と呼ばれています。

 

 

 

 

米国では

 

健康サプリメントとして

 

ドラッグストアなどで販売されています。

 

 

 

【まとめ】

 

  • 交代勤務はがんの発症要因とWHOが正式に認定!
  • 月に3日以上夜勤がある女性はがんの発症率が高い!
  • 男性も前立腺がん発症リスクが3倍となる!
  • メラトニンの抗酸化作用などが影響!
  • メラトニンは老化防止などさまざまな効果があるワンダーホルモン!

 

 

いかがでしょうか?

 

 

夜勤をなくすということは

 

交代勤務で働く人にとっては

 

なかなか難しいこととは思います。

 

 

しかし

 

こういった可能性があることを知っているだけでも

 

夜勤前の睡眠の取り方を工夫したり

 

できることがあると私は思います。

 

ぜひ参考にしていただければ幸いです。