何と言うか・・・

『推しの子』、作りが凄く巧いな。

8話、30分、と云うか本編は23分くらい?とは思えない見応え。

1時間番組を見たくらいの感覚が有る不思議。

これって原作の力なのか脚本の力なのか演出、編集の力なのか?

何だか、スゴイな。

 

それに、先々週も話題になっていたけれど、黒川茜のCV石見さん、CV高橋さんの星野アイに本当に良く似た演技、

凄いですね。

 

6話はちょっとテンポが悪い、引き伸ばした感が有ったけれど、全体的には凄く見応えのある作品ですね。

 

放送が始まる前は作品紹介とか読んで好みでなさそうと、見る気は無かったのに、

あまりに前評判が良いからと見てみて正解だったな。

好き嫌いはおいておいて、物凄く見応えがある。

 

原作が作者は『かぐや様は告らせたい』と同じ人だけ有って好みは兎も角として、話しの作り方は巧いと思わされてしまいますね。

 

 

しかし・・・

最終的にどうなるかは分からないけれど、多分、

『僕だけがいない街』 と同じように、主人公が抱える不思議な現象、『僕だけか~』は「リバイバル」、『推しの子』は「転生」という現象の謎は説明されないのだろうな。

非現実的な特殊な状況がベースにあるのに、起こり得るかもしれない現実に特殊なものが埋もれてしまう。

見ている自分としては知りたかったな、「リバイバル」がなぜ悟に起きていたのか。ゴローとサリナが何故転生したのか。

いな、サリナは「転生」と言えるかも知れないけれどゴローは寧ろ「憑依」?

だとしたら、本来アクアマリンとして生まれるはずだった魂?人格?は何処に行ったのだろう?とか。