9月20日(日)に東京都内某映画館で、
「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を観てきました。
客席数は230席でしたが、コロナ対策で半分の席は使用不可。
前後左右に人がいないのは快適なので、
コロナ禍が収束しても
座席に関してはこのまま続いて欲しいと思いました。
115席中70席くらいの入り、
ちなみにこの日は1200円デイでした。
客層は10~50代と幅広く家族連れもいました。
男女比は5:5、深夜アニメの劇場版としては
非常に女性客が多かったです。
劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 評価 B
ヴァイオレット・エヴァーガーデンという物語は完結。
非常に濃厚な2時間20分でした。
作画や演出、演技などに関しては文句なしの最高評価。
現段階で総合的に最高のアニメーションであり、
芸術作品として観ても損はありません。
音楽はTVシリーズ、外伝のほうがよかったかな。
ただし、ストーリーに関してはちょっと判断が難しい。
基本的な構成としては、
・ユリスとヴァイオレット(サブ)
・ギルベルト少佐とヴァイオレット(メイン)
の2つに分けられます。
ユリスの部分に関しては何も言うことはありません。
TVシリーズの神回10話を少し弄っただけでしたが、
自分も泣けたし、回りの席の人も泣いていたし。
残念ながら泣きのピークはココ。
ギルベルト少佐の部分に関しては
微妙に思うところがいくつかあった。
少佐がかなり女々しく拗らせすぎていたのが原因かな…。
心情変化も丁寧に描けていなかったように思う。
少佐が生きてたか死んでたか、
どちらがこの物語のラストにふさわしかったかは
個人の趣向によると思うが、個人的には後者。
TVシリーズからずっと少佐のいない世界での
ヴァイオレットの成長物語を見てきたのだから。
とはいえ、2020年のアニメ映画でトップ評価は確実。
京都アニメーションとしては「聲の形」よりも良かった。