先日、母と買い物へ
抗がん剤治療のおかげで
今のところ、今までと変わらず
少し疲れやすいのかな?と思ったりは
あるものの、それなりに食欲もあるし
元気に過ごしています
買い物の途中に、喪服売り場がありました。
母の肺腺がん告知をされて以来
なんだか、斎場の前を通ったり
喪服売り場を目にすると
あぁ…と1人で勝手に落ち込んでいました
しかし、その日に母が言った一言。
「私も、もう一着くらい持っとかな、この先やっぱりいるよねぇ?安いし、買おうかねぇーうーん。」と…
私は、「そうだね、持っとかな何かの時にいるけんね!」って慌てて返しました。
でも、凄く嬉しかった
心の中では、「まだまだ、生きるつもりなんだ」と安心しました。
というのも、私の叔母から「こないだね、あたしにボソッと言ったんよ。どうせ死ぬなら好きなようにしたいって」と聞いていたのです。
その数日前に、病気が発覚してから辞めていたはずのタバコを買っていて、3本吸った痕跡を発見。
母が病気を受け止められず、タバコに逃げたかった気持ちを分かろうともせず、
一生懸命、病気のコトを調べ、病院や治療法をいろんな人に聞いたりしながら頑張ってた私も裏切られたという気持ちが勝ってしまい、怒ってその場から出てしまったんです。
その後、お互いにしばらく連絡を断ちました。
今は、父や叔母達のおかげで、また前を向き治療を頑張っています。
しかし、それ以来
母がどう思って抗がん剤治療をしているのか。
もう、どうせ死ぬんだからと
思っているんじゃないかと
怖くて、聞けないでいました。
だから、その何気ない一言が凄く嬉しかった。
これから、母にどんな試練が待ち受けているか分かりません。
たくさんの方のブログを拝見させて頂いてます。
皆さん、いろんな考えがあり、立ち止まりながらも、しっかり一歩一歩前に進んでいる。
私には、母に何が出来るのか。
母をしっかり背中から、押してあげよう。
辛かったら、一緒に立ち止まり
また、ゆっくり歩きだそう。
そう、思えました。
皆さんに負けないように
毎日、笑顔で
楽しく、私らしく
母と頑張ります
母と、衣装合わせに行った時の
カメラマン並に、パシャパシャ撮りまくる
母に、照れる娘。(笑)