社会的養護について、学んでいます。
「こども時代のすべてを施設で暮らす」という子どもが、
少しでも減って欲しいと願っています。
2020年2月末からのコロナ渦のもとで、ママたち、女性たちからたくさんの「死にたい」「生きてていいのか」という悲鳴のようなSOSが届くようになりました。
★前から非常事態だから今に始まったことじゃないです
★来月死ぬか、再来月死ぬかの違いでしかありません
★昨日、くびを吊る練習をしました
★先がみえなくて私は生きていても意味がない存在のように思えます
★生きるために感染におびえて働くか、感染して死ぬか、どちらかしかありません
★ごめんなさい、今日手首切りました(写メ付)
★子どもに死のうかといってしまい、泣かせてしまいました
★私は生きててもいいのでしょうか
★給付金は一度だけですか?もうお金がありません
たいていは夜中にこうしたSOSが届きます。前後にはもちろん文章があるわけですが。
スマホを眺めながら、どうしたもんかなと考えるのですが、たいていはこう返事します。
「何か食べたいものある?作って送ってあげよか?」
「ケーキ焼こうか?パン焼こうか?クール便で送るよ」
「美味しいもの食べにいこうか?イタリアン?フレンチ?中華?和食?」
「Zikka来る?好きなもの、作ってあげるよ、リクエストある?」
すると、あれが食べたい、これが食べたいという返事が来るのです。
私はカウンセラーでも精神保健福祉士でもありません。
ただ「ごはんを食べさせるのが好きな人」です。
支援を行っている皆さんには、頭の下がる思いです。
「食べたい」という思いがあるうちは、まだ「戻れる」と思います。
そして、治療が必要な方は、適切な医療と繋がって欲しい。
(もう、繋がっているのかもしれませんが・・・。)
おわり。
お読みいただき、ありがとうございました。