社会的養護について、学んでいます。
「こども時代のすべてを施設で暮らす」という子どもが、
少しでも減って欲しいと願っています。
2歳のころから親族に育てられていたBさん。
親族なので、社会的養護ではなく私的養護。
〇歳の時、事故で親族が亡くなった。
要保護児童となってしまったBさん。
ジソウが生みの親を探した。
親族さんが亡くなって1週間後、音信不通だった生みの母親が迎えに来た。
生みの母親には、既に新しい家族がいた。
生みの母親と新しい家族と、いきなり同居することになった。
そして、数年後、虐待を理由にBさんは保護され、施設へ。
Bさんのケースを読んで、事前交流もなくいきなり生みの母親の新しい家庭に同居させるというジソウの乱暴な再統合に腹が立った。
きちんとフォローアップがされていたのだろうか?
Bさんは私的養護だったから、施設のようにライフストーリーワークはなかったのだろうと思う。
Awaさんの動画で語られていた「家族内でのタブー」という空気。
「なんとなく触れちゃいけない、家族の秘密」のようなもの。
自分のルーツにかかわることだけど、子どもながらに、尋ねちゃいけない。
そんな風に胸を痛める子どももいるそうです。
親族が養育しているからそれでOK、ではないはず。
(私的養育を否定するものではありません。)
文献にあたっていると、「親族に育てられた」という方でも、「お前の親は〇〇だ/お前の親のせいで〇〇」などと親族-実親間の関係が投影された結果、つらい幼少期を過ごしたという話も見受けられます。
だからこそ、きちんと見守りが必要だと思うけど・・・。
つづく。
お読みいただき、ありがとうございました。