社会的養護について、学んでいます。

「こども時代のすべてを施設で暮らす」という子どもが、

少しでも減って欲しいと願っています。

 

 

 

 

 

 

 

さっそく購入しましたが、前回の「シック・マザー」もまだ途中です。

しばらく積読の仲間入り。

 

 

 

・・・と思っていたのですが、待ちきれなくて即日読了。

著者の家庭環境を一例とするならば、「子どもが病まずに済むような支援体制」というのが見えてくるように思います。ヤングケアラーにも似た支援策ですね。

今だったら、もっと保健師さんや生活保護CWさんが介入しそうです。

 

 

本作の最後で、周囲の人から「(母が知的障碍者であることを)『知らなかったの?』と言われた」というような描写がありました。

周りは知っていたのに、私だけが知らなかった・・・。

 

著者にしてみれば、「このお母さんがすべて」で、よそのお母さんとの比較なんてできないでしょう。

 

 

社会的養護の子どもの語りにも、同じような文言を観たことがあります。

 


「どうして自分が施設で暮らさなきゃいけないのか。自分以外の人(児相や施設の職員)は知っているのに。自分のことなのに、自分だけが知らない」
 

 

 

里親制度では、実親さんの知的障碍ゆえのネグレクト家庭から保護されたお子さんを養育されている方もいるらしい。

親子交流をどのようにされているのかはわからないけれど、子どもが実親さんを理解する「ライフストーリーワーク」もいずれ必要になるんだろうな・・・。

 

 

地域で見守っている保健師さんの話を聞いたことがあります。

現場の方がどうにかしたくても、財政的なバックアップは政治の力が必要。

そこから先は、首長や議員さんたちの仕事。

 

 

・・・ということで、知り合いの議員さんに投げかけてみようと思います。

さて、どんな反応があるやら。

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

フォローしてね