日本財団さんが、この週末オンラインイベントを開催されました。
毎年、4月4日(よーしの日)に合わせて行われているイベントですが、
この春のイベントはコロナのため、中止となりました。
そして、この秋にオンラインでの開催。
どんなふうになるのかと思っていたのですが、
ユーチューブを活用したタイムシフト制で
観覧することができました。
【 子どもたちに家庭を 2020】
昨年までは「ハッピーゆりかごプロジェクト」と名乗っていた、このプロジェクト名ですが、
今年から 【 子どもたちに家庭を 】に変わったそうです。
主催者の方に直接うかがったわけではないけれど、
「大切なのは、ゆりかご(赤ちゃん)だけじゃないよ!」という意思表明なのかな?と
勝手に嬉しく思いました。
既に終了したイベントですが、
登場した講師の方々は、他の場所でも活躍されています。
日本財団さん以外の場でお会いすることもありそうです。
プログラム
YouTube特別ライブ
“養子縁組と里親” 経験者からの告白
24日13:00~25日23:59(ライブは13~14時)
千田真司さん、里親じゅなさん、日本財団/新田歌奈子…他
養子と里親セミナー
【一部】真実告知
24日9:00~25日23:59
ロング朋子(一般社団法人 ベアホープ ベアホープ 代表)
養子と里親セミナー
【二部】ルーツ探し
24日9:00~25日23:59
社会福祉法人日本国際社会事業団(ISSJ)養子と里親セミナー
【三部】ライフストーリーワーク
24日9:00~25日23:59
徳永祥子さん(立命館大学准教授 ソーシャルワーク/児童福祉学)、他
私は去年の参加が初めてだったので、
去年との違いを振り返ります。
ロングさんと徳永さんは、去年に引き続きの登場でした。
私的には、今回新たにISSJの方のお話を聞くことができて、良かったです。
ISSJの活動の中に、
「有料でルーツ探しをお手伝いする」というものがありました。
その、ルーツ探しの依頼者内訳に、
「他の民間縁組団体で縁組をされた方」がいました。
以前、とある団体の方とお話した際、
「縁組をしてもらった団体が解散してしまったというケース」の話を耳にしたことがあります。
そうした方々は、いろいろ悩んだ末にISSJを頼ったのだと思います。
な~んとなくな印象ですが、
他団体で縁組された方を縁組パーティーだとか、縁組サロンに
積極的に受け入れると表明している団体は多くはない印象です。
(あ、武内さんのブログで「他団体と合同パーティ」という記事がありましたね。)
実際、とある団体の世話役の方と知り合いましたが、
「新車一台のAさん」には集まりのお声がかかったけれど、
「里親でさえもない私」にはお声がかかりませんでした。
(後から知ってショック・・・単純にウザくて距離を置かれてしまっただけかもしれませんが・・・
)
縁組をされた方は、その後も団体さんとお付き合いが続くことが多いと思います。
こどもの成長発達に沿って、養親さん達もその年代ごとの悩みがあるそうです。
しかし、養子であるということを伏せて、団体から距離を置く方もいるそうです。
里親会でも、縁組が成立した途端に顔を見なくなる方もいるそうです。
所属から離れてしまった方が、その後どうされているかはわかりません。
ご自分の近くに、独自のコミュニティができている方はまぁ良しとして。
でも、そこに子どもの視点はあるのでしょうか?
自分と同じような養子・里子(血縁のない家族)との
交流の場所は必要ではないでしょうか。
子ども自身が求めていない場合もあるでしょうが、
「こういう場があるよ」といつでも情報提供の準備は必要なのではないでしょうか。
いつ、「その場」が必要になるかは、大人にも子どもにもわからないものです。
情報提供はしても、どのように活用するかはこどもに任せてよいでしょう。
実際、ずいぶん成長した思春期あるいは大人になってから
「実はあなたは、養子/里子なの」と告知されて、
戸惑ってしまったという方もいらっしゃいます。
今はSNSも発達して、自分でそうした「場」を探すことができますが、
一昔前の子ども達は、どのようにしていたのでしょうね。
私たち大人は、子どもの知る権利を保証しましょう。
これも「こどもアドボカシー」です。
こどもアドボカシーは、社会的養護のこどもだけのものではありません。
お読みいただき、ありがとうございました。
