いろいろな方のお話をうかがって、勉強させていただいています。

 

2月某日。

コロナウィルスで開催が危ないかも・・・とヒヤヒヤしながら迎えた当日。

主催者様のホームページを確認しましたが、中止の文字はなく。

会場に向かいました。

 

いつもは人で溢れかえっている巨大イベントホールでしたが、

駐車場はガラガラ。

駐車場から会場に向かう道も、

お客様らしき人はまばらどころではなく、皆無。

たま~にすれ違うのは、

イベントホールの設営・撤収をしている職人さんと

施設内のコンビニやレストランのスタッフさんのみ。

 

本当にやっているかとドキドキしながら向かいましたが、

会場のある棟に入ると、とたんに賑やかになりました。

参加者の皆さんの熱意が表れているように、

200席はほとんど埋まっていました。

 

SNSにアップするなとも、しても良いとも言われていなかったのですが

内容について記載することは控えます。

インターネットで検索すると、好意的な意見ばかりではない・・・。

とはいえ、信頼している方からのお誘いで参加した今回の企画。

現場に出ている方々の実感なのだろうと思います。

 

参加者の方の多くは、現場にいらっしゃる方々のようです。

行政(保健センターなど)や医療機関、社会的養護の施設・関係機関の方。

保育・教育・学童クラブなど子どもに接するお仕事の方々。

児童相談所の職員さんや、市・県議さんも参加されていました。

(里親さんで参加されていた方は、いたのかなぁ?)

 

慣れている方も、そうでない方も。

「虐待では?」という場面に出会ったら、どのように行動したらよいのか?という

グループワークをしてきました。

いざとなると、児童相談所に通告をするのは葛藤がありますよね。

私自身は通告をするような場面にあったことはありませんが、

いざ自分が電話をかけるとなったら、戸惑うと思います。

「お前のせいだ!」などと恨みを買ってしまわないだろうか?とか、

間違いだったらどうしよう?とか。

 

うちの上司がよく言っていました。(虐待に関する仕事ではありません)

「迷うくらいなら、オーバーに言ってよい」

「間違っていたら『ゴメンナサイ』で良い」

「結果、何事も無かったら『あぁ、そう良かったね』だよ」

「後手に回って最悪な事態になるより、良いでしょ」

「何か言われたら、一緒に謝るから」

 

 

 

さて、会場の前室で、出版社(専門書)の方がブースを出していました。

専門書ばかりなので高いし、いますぐ私が必要とするものは無いかな~と

物色していて目に留まったのがこちら。

臨床心理学 第11巻第5号 特集 児童虐待と社会的養護

立ち読みをする訳にもいかず、パラパラとめくってリード文を確認して

ほとんどジャケ買いのような速さで、購入を決意。

帰宅してゆっくり見ている時に、少し古いものだと気づきました。

10年近くも経過していると、法整備なども変わってきているのでしょうが

事例の参考として、勉強したいと思います。

(読む暇が無くて「積読」にならないように、がんばらねば。)

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

こちらもどうぞ。

養育里親という制度では、こういうこともあるそうです。

「子どもの保護」すべてが虐待によるものではないことも、

併せてご理解いただきたいと思います。

 ↓

虐待などで親と暮らせない子どもたちを、長期的に支援できる里親制度に改善してくださいココ←クリックしてください