いろいろな方のお話をうかがって、勉強させていただいています。

社会的擁護当事者の立場から発信してくださっています。


 

もう10年位前でしょうか。

東京での、政治関係の集まりに出入りしていた際、お会いしたことがあります。

その集まりは政治関係者が多く出入りしていて、

その”政治関係者”と繋がりたいという「思惑」のある方が多く参加していました。

 

私は「勉強会で良い話が聞ける」と誘われての参加。

主催者側のお手伝い・ボランティア感覚でした。

そうとは知らない「思惑」のある方々は、私にも名刺交換を求めてきたな~。

これが世に言う名刺交換会か、そんな風に一歩引いて眺めていました。

(こんな私にも、坂本さんは名刺をくださいました)

 

 

今も、有名な方の周りには、それを利用しようとする方が多くいるのでしょう。

表に立つ方は、大変です。

そういう中でも発信を続けてくださることに感謝いたします。

 

 

 

 

さて、当時の話に戻って講演会後の懇親会。

当時の私は里親登録を考えていて、情報収集をしていた時期でした。

私が「社会的擁護の勉強をしている」と話すと坂本さんから。

 

「信じられないかもしれませんが、字を書けない子がいるんです。」

「施設にいると自分宛に手紙が来ることがないから、就職活動や資料請求とか、

ハガキや封筒に書く『宛先・宛名の書き方』がわからない子がいるんです。」

「『手紙』を書いてあげてください」

 

そんな会話をしました。

当時は施設とはつながりがなく、坂本さんの助言を生かすことができませんでした。

 

そして現在、ボランティアに通っていますが皆、きちんと学校に通っています。

私自身は、字が書けない子に出会ったことはありません。

もしかしたら、坂本さんの時代には、ネグレクトの結果、

字が書けないという子が保護されていたのかも知れませんね。

 

 

 

時が経ち、スマートフォンが当たり前になり、

施設のこども達でも、高校生くらいになると持っていることが多いようです。

今は就活サイトでポチッとするだけが多いのかな。

私達大人も、ラインやメールの使用頻度が高くなり、

「あの漢字、どう書くんだっけ?」ってなりがちですよね。

 

当時の一般家庭でも、

自分宛よりはもちろん父親宛のお手紙が多かったのだけど。

テレビのプレゼントクイズにハガキで応募したり、

「ジャンプ」や「りぼん」の全プレに応募するために、切手を送ったり。

そういった小さな経験が「家庭体験」の一つになるんだろうな~などと

思い返しています。

 

 

ところで、施設のこども達って

そういったプレゼントの応募ってできるんでしょうか?

 

「パンまつり」などでよくパッケージに点数がついていますよね。

施設でこども達のおやつに、そういった点数が付いているのをみると

「施設だと大量購入するから、点数がたまるんだろうな~」と思うのですが、

そのままゴミ箱に捨てられていました。

 

当選品がお菓子の詰め合わせだったりすると、

私が代わりに申し込もうかな~と思ったりするわけです。

(これって業務上横領になりますか?)

 

お菓子が届いたら、こども達が喜ぶだろうな~。

でも、当選したとしても、一般家庭サイズのお菓子の詰め合わせ。

担当しているホームだけに、こっそり持っていく?

いやいや、こども達が内緒に出来るわけないか~。

「あのホームだけなんて、ずるい!」ってなってしまうんだろうか。

 

施設だと、基本的におやつや食事も一括管理をされています。

試しに職員さんに相談したところ、「う~ん・・・ごめんなさい。」

おそらく、いち職員さんに相談しても、権限もないだろうしね。

やっぱりダメか~。

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。