いろいろな方のお話をうかがって、勉強させていただいています。

 

 

出産がテーマのドラマ「コウノドリ」で、中学生の出産を扱った回がありました。

コウノドリ 第5話

 

そして、それを受けてのツイートを集めた記事。

「子どもが子供を作ると代償がある」 若年出産と、特別養子縁組制度

(※10/23リンクを貼りなおしました)

 

その中で、こんなツイートをされている方がいました。

 

 

「子供は授かりもの」と言うけど、私のオカンは「預かり物」と言ってた。

授かった「自分のもの」ではなく、神様から「預かって」育てているんだと。

だからしっかり育てて「社会」に返還しなきゃならん、と。

 

 

私は特別養子縁組を希望している立場ではありますが、

若年妊娠で出産した赤ちゃん全てを、縁組に出すべきだとは思っておりません。

 

●「幼いながらもきちんとパートナーシップがあって」

●「お互いに育てようという気持ちがあって」

●「祖父母や家族の支援体制が整っているのであれば」

(そして祖父母や支える家族は、いざとなったら赤ちゃんを養子縁組する覚悟をもって欲しい)

 

状況が揃うのなら、そのまま生みの親の下で一緒に暮らすのが良いでしょう。

積極的に、わざわざ子どものルーツを断ち切る必要はない。

逆に、上記の項目が一つでも欠けるのであれば、

特別養子縁組に出すのが妥当かな・・・と考えます。
特別養子縁組がダメなら、せめて養育里親に。

 

 

 

 

 

そんな風に下書きをしたまま放置していた、この記事。

10月に入り里親月間になって、ネットで見つけた記事のご紹介を。

突然の告白、18歳の娘が出産 育児放棄で祖母が「母」に

 

予期せぬ妊娠のサポートをしている方のお話をうかがったことがあります。

「生みの母」は養育の意思がない。

しかし、「手放すのは忍びない」と

祖父母や叔父叔母にあたる親族の強硬な反対で、

養子縁組を回避するケースもあるそうです。

 

「赤ちゃんを人の手に委ねることは反対」という御家族に問いたい。

あなたは、どうやってこの子の育ちを守りますか?

口は出しても、金も出さない手も出さない。

そんなことはしないですよね?

 

乳児院から児童養護施設に預けっぱなし。

そんなことはしないですよね?

「いざとなったら、自分が親になる。」

それくらいの覚悟があって、反対しているんですよね?

 

施設措置を希望するのなら、

最低でも月1回は面会にいけますよね?

週末や夏休み・冬休みは、一緒に過ごすことができますよね?

 

 

上記の記事のように「私が育てる」と腹を括れるご家族なら、

やっていけるのだと思います。

欲をいうと、出産前からその可能性を探って欲しかった。

そう思います。

(出産後、子育てができなくなってしまう人は、一定数います。)

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。