いろいろな方のお話をうかがって、勉強させていただいています。
社会的擁護の勉強会に行ってきました。
このところ、里親サロンは多く参加していましたが
こちらの勉強会は里親さんだけではなくて、他の児童福祉関係の方が参加されていました。
学童指導員さん、社会的擁護当事者の方など。
そこで養育里親がなぜ増えないのか?というトピックになりました。
「日本は血縁にこだわり過ぎだから」というご意見が出ました。
この手の話は、よく見聞きすることだと思います。
血縁にこだわるというのが本当であれば、
どうしてこんなに養子縁組希望者が多くいるのでしょう?
血縁云々は少々的外れのように感じました。
私達は縁組希望がベースにあるので、養子を迎えていないうちに
養育里親に手を挙げるのは抵抗があります。
養育里親の担い手として、特別養子縁組後のご家庭が見込まれているそうです。
実際、里親サロンで
「民間から養子を迎えて、自分たちの望みはひとまず達成された。
里親会から離れる人もいるし、自分達もそうなってもおかしくなかった。
そう思っていたけど、虐待でたくさんのこども達が保護されている現状を知ると
自分達の希望が叶ったからといって放っておけない」
と一時保護を受け入れている方がおられました。
その一方で、私の所属する支部では、
縁組成立後に積極的に養育里親をしている方にはお会いすることがありません。
「子育てがこんなに大変だと思わなかった。うちの子だけで精一杯」
そんなご意見もありました。
どちらの意見も本当なのだと思います。
「日本は血縁にこだわり過ぎだから」
自問しているうちに考えたこと。
血縁にこだわっている訳ではないけど、うちの子になって欲しい。
うちの子に・・・これってこどもを我が家に縛っているということになるのだろうか?
縁組を希望する理由は、別に老後を見てほしい訳ではない。
縁組でも養育里親でも、私が行っている施設ボランティアでも。
児童擁護に関わっていて私自身は何を求めているのか・・・というと、
利己的な考えと言われてしまうでしょうが、こども達の成長を継続して見られること。
子育ての楽しみってそこではないのかな。
なので、途中でプツンと関係が途絶える前提の関わりは抵抗があります。
まぁ、施設のこども達も実家庭に帰る子がいてもおかしくないのですが。
下宿屋さんのように、ずっとじゃなくていいよ~っていう方が、
児童相談所としては里親さんの使い勝手が良いんだろうな~。
実際、そういった里親さんの方がすぐにお話がくるみたい。
下宿屋さんとして、割り切るしかないのか。
お読みいただき、ありがとうございました。