いろいろな方のお話をうかがって、勉強させていただいています。
こどもの親への思慕、特に母親に対するものはとても強い。
たとえ虐待関係にあったとしても、とても強いそうです。
実親との関係を断ち切ることを、簡単に考えてはならないと思っています。
実親さんの、手放すことへの葛藤もあると聞きます。
一部の縁組団体のように、限定的ではあっても
実母さんと養親さん・こどもの面会など
交流ができることも実親さんの拠り所になると思うのです。
特別養子縁組や養育里親に出さない方で
「育てることはできないけど、いつか会いたくなったときに会えるように、手放さない」
であるならば、会う権利が担保されるのならOKなの?と思うのです。
もちろん、どのような状況や頻度とかは検討が必要だと思います。
そして、「いつになるかわからない『いつか』」では、
子どもが大きくなってしまいます。こども達が傷つきます。
きちんとした「約束」をして欲しいと思います。
実際に特別養子縁組をされた方にしてみたら、断ち切りたいと思うのでしょうか?
でも、真実告知をすることを考えると、
産みの親との面会を保証することは
「自分のルーツを知る権利=こどもの権利」でもあると思うのです。
いつかこども自身が「実の親に会いたい」となったとき、
アクセスする方法が完全に閉ざされたとなると、
そしてそれは、養子縁組家庭だけの話ではなくて
離婚した元夫婦の親権争いにも通じる話だと思うのです。
対面にするのか・離れた場所から様子をうかがうのか、
事件事故もゼロではないようですので、交流の仕方には注意が必要だと思います。
里親サロンでも「実親が友好的な方ばかりじゃないから、注意は必要」と
聞いたことがあります。
そのあたりのことは漫画でも描かれています。
うちへおいで!!~すべての子供に家庭を~ 1巻 Kindle版
突然尋ねてこられたら、こちらもギョッとします。
児童相談所経由での縁組だと、
実親さんへのそういったフォローはどの程度あるのでしょうか?
こどもを手放す経験をした女性を、
縁組終了でハイサヨウナラ、ではないと思いたいです。
つらさのあまり、連絡を絶ってしまう方もいるかもしれません。
それでも、「あなたの赤ちゃんは元気に育っているよ」と
メッセージを送り続けることが、
産んだ方へのエールになるのではないかと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。