社会的擁護について、勉強中です。
私達は、特別養子縁組を主目的に里親登録を考えていました。
里親研修に通っているうちに、考えが変わりました。
~私達の番は、たぶん回ってこない。~
でも養育里親をやるには、まだ心が追いついてこない。
(いつか手放さなきゃいけないし・・・)
そんな時に乳児院実習があり、考えが変わりました。
乳児院から実親さんや親戚に家庭復帰が○%、
乳児院から特別養子縁組や養育里親さんへ○%、
乳児院から児童養護施設へ○%、
児童養護施設のうち就学時・進学時に家庭復帰が○%、
乳児院~児童擁護施設~18歳の措置解除まで施設暮らしの子が○%。
と、何かの統計で見ました(詳しいパーセンテージは忘れました)
このお部屋にいるうちの○人は、施設暮らしになるのかも・・・と心がヒリヒリしました。
もしかしたらこの乳児院から我が家に迎えるかもしれないし、ないかもしれない。
(というか、児相経由の特別養子縁組はとても数が少ないらしいし、まぁたぶん無いだろう。)
(私はフルタイムで働いているし、依頼があるとしたら長期のケースじゃないと・・・たぶん無いだろうなぁ。)
だったら、その○%の子達の為に何かできないだろうか?
そう考えたのがきっかけです。
2日間の乳児院実習の最後、実習担当職員Yさんがおっしゃいました。
職員Yさん:
「もしもいつか・・・ご縁があったら・・・またあの子達に会いに来てもらえると嬉しいです」
奥歯にモノがはさまったように、言葉を選んで話されていました。
(細かい文言は違っていたかも)
私達:
「もちろんです。今度の休みが3日後なので、それで良いですか?」と2つ返事でOKです。
職員さん、ご自分で「来て!」と言っていたのに「本当ですか?」と驚かれていました。
早々に地元の社会福祉協議会でボランティア保険の登録を済ませ、
3日後からボランティアとして活動を始めました。
後で知った話では、実習の事前見学的にボランティアに来る方はいらっしゃるそうですが、
継続してボランティアにいらっしゃる方は、その乳児院ではまだいないということでした。
私は自分の身近に小さい子がおらず、甥っ子姪っ子もいません。
友人の子にもそんなに頻繁に会うわけではなく、子供の生態というのが未知の世界でした。
特別養子縁組しか考えていないという方でも、どんな風に保育士さん達が関わっているのか、
そういう場所から子供たちが来る、ということは知っておいて損はないと思います。
もちろん、乳児院が遠方ということもあると思うので、
全ての方が可能ではないのは承知しています。
乳児院のボランティアを継続していて、いろいろな考えができたので
自分としてはとても有意義な時間だと思っています。
お読みいただきありがとうございました。
乳児院で生活している赤ちゃんたち。
時間が経過し、成長して○才になると、お引越しになります。
乳児院にずっとは居られません。
↓