睾丸の罪!Guilty balls, lose'em ! | 英語は度胸とニューヨーク流!

睾丸の罪!Guilty balls, lose'em !


$英語と度胸はニューヨーク仕込みでぃ!

英語のぐるっぽで
" Grab life by the balls " って表現を見ました。
(自分の人生をしっかりつかめ=ちゃんとコントロールしろ)

言われたことも人が言ってるのも経験ありませんが、
ネットやチャットではたまに見る表現です。
口にするのはなんか説教くさくて恥ずかしいのかも。

そこで今回はこの balls について…

英語にはこのballs を使った表現がたくさんあります。
" He's got no balls " (根性なし)
" have something on the ball " (知恵や賢さを持つ)
" break someone's balls " (もてあそぶ、疲労で滅ぼす)

けっこう男の要(カナメ)として扱われているようです。
護身術を習ってる女の子は、とにかくここを狙って、
膝で蹴り上げる練習すればかなり安心だぞ。

さて、以前ワシは『無知の罪』について書きましたが、
もっと罪深いのがこのタマタマではないかと思う…
ことがよくあります。
そうオスについてるアレです。アレらか…

先日、かのジンガイドモと大議論になりました。
死刑の是非についてですが、ワシの意見に賛否両論。
そこで意を決してブログでも聞いてみようと思いました。

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日本でもアメリカでも犯罪率は上昇していません。
しかし、凶悪な犯罪や、その再犯率は上昇中です。
もうひとつ、イスラム系の国を中心とするテロや
内戦、暴動はなくなるどころか増え続け、更には
DV、家庭内暴力。加害者はほとんどが男性です。

テロや暴動に関しては、貧富の格差や専制政治、
欧米の価値観の押し付けや、営利の絡んだ駆け引きも
その原因でしょう。
しかし、どうして暴力による解決ばかりに走るのか。
ワシはいろいろ考えて、そのたびに考えて、小1時間考えても
やっぱりこのタマさえなければ、こうした事がかなり減るんでは
と、思っています。
みんなから取ってしまったら人口も減るでしょうが、
せめてレイプ犯、殺人犯の去勢があってもいいんでは?

レイプ犯はよく性犯罪と言われますが、心理学的に言えば、
これには性的興味より暴力への渇望が圧倒的です。
脅され辱められ殺されるという死ぬ前の恐怖の時間は、
被害者にとって何百時間という長さに思えたでしょう。

なのに被害者には与えられなかった人権が受刑中の人間たちに、
多大な費用をかけて、手厚く与えられるのを聞くと、
自然と腹が立ってきます。(ワシもタマがあるから?)


睾丸(testicles = testes = balls)は、体温並みに温度が
上がらないように外袋に入ってます(= scrotum, sack)
本来の役割はもちろん精子の生成とテスタステロンの分泌です。
このテスタステロンは調べてみると、
「やる気を促し、快楽をもたらすため、米国ではうつ病の
治療薬としても使用されている」ほどのいい面もあるようです。
更には「太りにくくなったり、痛みを鈍らせる効果がある」とか。
ついでに下のヘアの濃さもこの分泌が関わっているようです。

さて受刑者たちは矯正や懲役刑、禁固刑などの種類により、
いろいろ分けられていますが、それぞれ国や州の予算から
施設が運営されています。もちろんもとは税金からです。

以前CBSの60ミニッツで、刑務所内で勉強して、法律の学位を
取得して、バーに受かったという人を取り上げていました。
心を入れ替えて、一所懸命に勉強したんでしょう。
犯罪者を教育して、矯正させ、社会に返すという目的を体現した、
と絶賛されていましたが、ワシはやっぱり疑問符でした。

彼が更正するのに果たしていくら使われ、何人が世話をしたのか。
出所してから仕事がなかったら、犯罪を犯す側に知識を使うんでは?
そんな恐ろしい行く末も想像してしまいます。

巷には経済的理由で大学へ行けない子達も増えています。
彼らにどれだけのチャンスが国や州から与えられているか。
数が多いので全体では多額ですが、一人当たりにすると、
受刑者1人に使われている金額の100分の1にもなりません。

しかも懲役刑の人間でも強制労働で稼げる手当ては月3万円ほど。
大の大人が1日8時間働いての手当てとしては少なすぎです。
禁固刑の人間は基本的に労働がないためゼロです。
死刑囚にいたっては、裁判費用から何まで国や自治体持ち。
何もお金のことばかりではありませんが、理不尽なやり方だとしか
思えません。しかも労働から得たお金は被害者に行くのではなく、
本人が出所するときにもらえるそうです。(日本の例)

ワシとしては、死刑を執行するよりも、暴力を手段に殺人を犯したり、
レイプをした人間は精神的、知的な障害者も含め、罪が証明され次第
去勢をするべきだと感じます。
火種を残しながら何かで覆うようなことはムダだし、費用もかかる。
バカ高くつく心理セラピーや療養所での受刑が再犯率下降に大きな
寄与があるというデータが出ていません。
効果を出すにはきめ細かいケアとセラピーが必須ですが、そこまでの
施設は受刑者向けには、幸いにも世界でほんの数えるほどです。

科学も文明もまだ効果が眼に見えてわかるほど進んでいません。
テスタステロンを放置している以上、そういった暴力への衝動が
収まるとは思えません。
高い中和剤を投与するのもムダな気がします。
暴力への欲求を抑えるロボトミー手術も、他の気力もなくしたり、と
人間的な面まで奪いがちで、賛成できません。
かといってタマたちを狭い場所に閉じ込めれば、起こることはひとつ。
暴力や権力争いによる他の院内犯罪です。
相手を恐れてないことを証明するためだけに相手を傷つける事件が
後を絶たないそうです。

『男の沽券に関わる』という言葉の裏にどれだけ無駄な、しかも
残酷なことが行われるか…
政界や企業CEOの女性進出を阻んでたのもこれだし、国同士の
平和的解決を邪魔してるのもひょっとしてこれでは、と思うほど、
単純で子どもっぽい、恐れを引き金としたこのテスタステロンの
分泌によるものではないかと疑っています。
それならばいっそのこと『男の股間に関わる』と訂正するべきじゃ?

前働いていた広告代理店で、企業のお偉いさんを迎えたときに、
「機嫌損ねないようにな」と上司に言われました。
外人のコピーライターが何て言ったのと聞いたので、
" He said I should take a very good care of his balls."
と教えたら、マークさん、バカ受けでした。

さて『恐れ』こそ男性が隠したい、しかも隠すために凶暴になる理由です。
以下はこの理論をバックアップするかもしれない興味深い実験例です。

イリノイ州ノックス大学の心理学者、ティム・カッサーの研究では
大学の学生らに15分間銃を扱わせたところ唾液から普段の100倍近い
テストステロン値を記録したという。この事から危険物、あるいは
危険な行為が更なる分泌を促すと言える。

そして先ほど言ったように痛みを鈍らせる効果?
これではやってもやられても、痛みを感じてやめるどころではありません。

世の男性のメス化が叫ばれ、日本でも草食系男子とか言われて、
適齢期の女性には物足りなく感じてる人もいるかもしれませんが、
性欲や精子の活動力は別だと思います。
これには食生活の中での亜鉛不足も影響してるかもしれませんし、
平和の中で子孫を残さなくてはという危機感の薄れかもしれません。

外見の女性化もあてになりません。
古来から気飾ったり目立ちたがるのがオスの特徴。
人間界以外では今でもそうです。
少し自然の欲求に素直になり、周りの許容範囲も広がったんでしょう。
男性のあごが細くなったのもそう見える原因。
堅いものを奥歯で噛まなくなった食生活に起因すると思われます。

タマやその分泌物、その影響を上手くコントロールして、楽しみながら、
子孫繁栄の役に立たせる人が多いのに、なおバイオレンスに走る人間は、
やはり社会性や適応力を母の子宮内に置いてきたとしか思えませんね。

話は去勢にもどりまして…
暴力だけでなく、権力欲、征服欲、そうしたことが原因で犯される犯罪も
かなり人迷惑で、最近は大企業や国家にも大きな損害を与えています。

先日ソニーを屈服させたあのハッカー集団もそうです。
女性だって知性はあります。今更比べることではありません。
しかし、そうした犯罪に走る欲求や衝動が男性に比べ圧倒的に少ないはず。
世直しや聖戦を気取って、実は自分が得するような横暴をするすべての者。
こうした人間が刑に服する時にはカストレーション(castration)を施すべき。
そんな気持ちです。

実際、犯罪性のある受刑者の治療として化学的にこれを施す国やアメリカの
州もいくつかあるようですが、まだまだ人権擁護団体がこれを攻撃中です。
ワシとしてはタマがなくなったギャングが恥ずかしくて組織に戻れない方が
よほど即効性があり、利益があるような気がします。
ぶら下がるものがなくても人生は送れますし、楽しむこともできます。
ホルモン的に穏やかになった囚人たちを統率するほうが施設も楽だし、
人が人の命を奪う罪悪感と矛盾感を、死刑執行人たちが持つことも、
世の中の人が持たされることもなくなるんではないでしょうか。

極論になりましたが、こうした男の持つ哀しい性(サガ)や罪を感じる。
そんな記事や出来事をを眼にしたり耳にしたりするたびに、中国の宦官、
最近ではチェコの例のような去勢の復活を唱えてしまうワシでした。
以上のことを英語で激しながらとうとうとまくし立てたにもかかわらず、
反対派の3人を論破できませんでしたが、とりあえず2人は納得したよう。

いつも自分にはタマがあるんだと、自分にも他人にも言い聞かせないと
不安な人種、男。そんな哀れな生き物ですが、羽目外さずやってる子には
女性の皆さんも愛の手を。
男性たちは…そう、他人のタマやサオなど気にせずわが道を行こう、ね!


反対意見や感じることがありましたらコメくだされば嬉しいです。
今回はアメンバ登録なんてメンドクサイことをしてまで読んでいただき、
ほんとにどうもありがとうございました~!
Have a productive and relaxed weekend !