パンがないならケーキを食べれば? | 英語は度胸とニューヨーク流!

パンがないならケーキを食べれば?

今回は(も?)せっきょくさいかも…
英語も度胸、愛嬌、センス!    
英語も度胸、愛嬌、センス!
昔、革命前にフランスの女王が言ったとか言わなかったとか…。


今日昼ごろ通った地下商店街では、菓子パンのケースが空でした。
その2件先の100円ケーキのケースは商品いろいろ。
これを見て、つい思い出したマリーアントワネット。


でもある意味、このせりふは今のような時には的を得ているかもしれません。
もちろんオリジナルの意味は、世間知らずなものですが、
米がなければパスタ、それもなければうどん、それもなければスイトン?
ものがないときにはひとつに固執せず、他のモノにチャレンジするチャンス。
普段は考えたこともないスイトンだってやってみれば味噌味もあり、コンソメ風味あり、ニョッキ風あり、と

いろいろ美味しくいただけます。


まさにピンチはチャンス。そうして進化してきた種族なんですから、この際、さらに進化することをお勧めします。自分は買い占めた後で、やれ安心、と思ってる人にはわからない工夫する満足感が味わえます。


モノがそろってない不安感は、原始からの空腹への恐怖です。
ストレスや不安を食べ物や買い物で置き換える現代の療法でもありますから、それを必要とする衝動や欲求=Urge(アージ)を感じる人たちには仕方のないこと。責めることはできません。それを責める人たちを責めるブログが出るという悪循環も生まれています。断ち切りましょう。


食べ盛りのお子さんがいるから、というのもほんとの理由ではありません。
おなかがすくことを教える1日があり、食べられる感謝を教えるのもいいチャンス。
現在、ほんとの寒さや飢えに苦しんでない、被災地以外の人に与えられた、生活を精神的にも豊かにする、または今の生活の豊かさを実感できるまたとないチャンス。こんなときにしかできるものじゃありません。


いつもより1枚余計に着て、寒さ対策をすることで、いつもなら油断して風邪をひいてた人が、首元や足元の防寒で救われる事だってあるかも。3分の体操であったかくなり、免疫機能もがぜん張り切るかもしれません。
湯たんぽのぬくぬくに出会ういい機会でもあります。


テレビのかわいそうな人たちを見てかわいそうに思うだけではなく、もう1歩進んだ協力が求められています。
ぜひ原始的な恐怖を克服して、強い人間になってもらいたいなぁ、と願います。


生活を工夫することは脳にもいい影響を与えます。
いつも使わない右脳で恐怖や防衛意識を高め、その対処に左脳を使います。
海馬も全力疾走するかもしれません。普通でも1割使わないかもしれない脳を活用するチャンス。今恵まれてる人には、英語で言うチャンス=chanceいちかばちかを賭ける余裕があります。平和ボケした五感を磨き、体を活性化するいい機会です。チャンス=機会=opportunity ももらえて支援に協力もできる一挙両得を放っておく手はありません。


あなたがひとつで我慢したものが次の人へ。次の人が買うはずだったものが次の人へ。
そうして東北の人たちへとモノが回ってくれることを、今は強く祈ります。


石油に関してはサウジも増量をオファーしてくれています。電車も走ってます。蓮訪大臣の言うとおり、モノも入荷し続けます。だから買占めは必要ありません。工夫を楽しみながら、困ってる人も助けましょう。

楽しめない人は続けられないでしょうから、お金で解決できます。そんな便利な世の中です。 


その便利さを実感できない人たちが今、少なくとも45万人います。

もう実感できなくなった人たちが1週間で1万5千人います。


長期にわたる支援です。自分の中にも何か楽しみや意義を見出して、工夫してみましょう。

先が真っ暗な中で、いやおうなく走らされる被災地の皆さんの伴走者になりましょう。


前回の追記でも書きましたが、幸せな人はそれを分け合おうとする

不幸な人や罪悪感のある人はそれを広めようとする

まずは自分から、ですよね。