Part 15. (改)ウダシュダクダは未練がましい?(類義語シリーズ③) | 英語は度胸とニューヨーク流!

Part 15. (改)ウダシュダクダは未練がましい?(類義語シリーズ③)



英語も度胸、愛嬌、センス!



生活の中でも仕事でも、やらなきゃならないことって多いですよね。
でも、この間放映したNHKの地球ドラマチックでは、
70年代に戻って生活する家族の実験があり、今よりもっと不便だったんだな~
と、改めて実感。なのになぜ、~しなきゃ、と思うことが減らないんでしょう。


……その疑問は置いといて、
今回は皆さんが好きな「~しなければならない、~するべき」の表現。


きっと他のいろいろな方の指導でもたくさんやってることでしょうが、
いまいち把握できてない人はここでまた、意味をさらってみてください。


よく比較される義務的な強さでいえば
have to > must > ought to > should でしょう。


① have to


must
とよく比べられますが、自分から見ても、他人からみても
法律やルールなどにのっとっても、~しなければならないのはこちら。


疑問文や否定文の作り方は
Do I have to obey the rule ?
Well, you don't have to, but you'd better do it.

規則には従わなきゃいけないの?
いけないって言うんじゃないけど、そうした方がいいよ。



② must


とても強い表現なので have to で置き換えることも多いです。

決定的な違いは、自分の観点から見て~しなければ、と納得できることです。


疑問文や否定文の作り方は
Must you go now ?
Yes, I must not be late otherwise my children will be lost.

すぐ行かなきゃダメなの?
そう、遅れることはできないわ。じゃないと子供たちが迷子になっちゃう。


~に違いない、というニュアンスもありますね。


You must be joking !

まーた冗談ばっか言ってぇ~


I must look awful !


「きっとひどい格好に見えるに違いない」なのか、
「ひどい格好をしなければならない」かで悩むことでしょうが、
相手との会話の関係で判断するか、have to など他の助動詞を
代わりに使って誤解を生まないようにするのも手です。
強さの順番にこだわる必要はありません。



③ ought to


should とほぼ同じ使い方ですが、
have tomust の違いにもあるように、
客観的に見ても~するべきなのはこちらです。


疑問文や否定文の作り方は
Ought I bring the other kind of maps ?
I ought not to give you any advice since I've never been there.

他の種類の地図も持っていくべきでしょうか?
私がそんなアドバイスするべきじゃないでしょう。行ったこともないんですから。


ought not toto は米語では省く事も多いです。
また、~のはずがない(cannnot)の意味になることもあります。


No, you ought not. to have any problem to find it.

いいえ、見つけるのはそれほど難しくはないはずです。



④ should


~するべきで1番使われるので問題ないでしょう。
should は他にもいろいろ違うニュアンスで使うことが多いので、
この際きちんと把握しておき、誤解を避けるるようにしましょう。
詳しくはこの
GOO辞書 should の使い方 で。


疑問文や否定文の作り方は
Shouldn't you be in your office now?
Not at all. I shouldn't spoil my new boss from his first day !

もうオフィスにいなきゃいけないんじゃない?
ぜんぜん。初日から新任のボスを甘やかすことないわよ。



⑤ cannot help ~ ing (または it, that)


付け足しとしてこの~せざるを得ない、も少し。


I can't help working overtime because there's noone else here.

残業しないわけにはいかないよ、だって他に誰もいないんだから。


他人や法の義務とは関係なくても使いますね。
自発的にそうなってしまう場合です。


I couldn't help laughing by his joke.
彼のジョークでつい笑ってしまった。


⑥ had better

~したほうがいい


勧めている、というより少し警告っぽいニュアンスがあるので

should に近いかもしれません。(ご指摘いただいたAIさん、Thanks !)


'd better というように省略が多いので、会話ではほとんど

Better do it now のように、I had が落ちることも多いです。

また、警告という意味では、さもないと、という後の文が続くこともしばしば。

これは、orotherwiseで続けられます


I'd better go now or I will be late.

もう行った方がいいね、さもないと遅れてしまう


疑問文や否定文にはよく注意して

You'd better not provoke her.

彼女を刺激しない方がいいよ。


Had I better watch my weight a little?

少し体重を気にした方がいいだろうか?


Hadn't we better listen to him more carefully ?

彼の言うことをもう少しよく聴くべきだろう?

(=聴かなくてもいいのかい?)


⑦ might as well

~した方がいい

had better と同じように使うことができます。

(ご指摘いただいたAIさん、Thanks again !)


You might as well do as I say. (as ~ as 構文と少し違います)

わしの言ったとおりした方がいいよ



同様に~する、という使い方もできます。

自分が主語の場合は省略することも多いです。


Might as well have whisky and soda.

私もウイスキーソーダをいただこう


I should quit smoking. ~ Might as well !

タバコやめるぞ。 ~ ぼくも同様に(やめよう)



表題は次のブログにまわされています。続いて読んでくださいね~



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