Part 10. ~と思う、~って感じ、をつけてソフトに | 英語は度胸とニューヨーク流!

Part 10. ~と思う、~って感じ、をつけてソフトに


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今回は、自分の気持ちをニュアンスで伝える動詞の紹介。


~だと思う」は、大変あいまいな日本語表現で、考えたり、推測したり、
希望的観測だったり、いろいろな意味がこめられてます。


~だ、と断定的になるのがいやで、~と思う、を付け足しますよね。
think で書いてしまいがちですが、まずどんな風に「思って」いるか、
日本語を直訳する前に、見直すことをお勧めします。


次に挙げる「思う」は、いろいろな単語でニュアンスを使い分ける例です。
文型は、私は+動詞+~である、というもうひとつの文、で作ります。


明日は晴れると思う。I think it's gonna be sunny tomorrow.
彼女が手伝ってくれたらと思う。I hope she would help me out. (希望的)
ピザでも食べようかと思うんだけど…。I wonder if I would have pizza (仮定的)
あなたが正しいと思う。I suppose you are right. (半仮定的)
彼はまだ生きてると思う。I believe he is still alive. (そう信じてる)
みんな宿題はやってきたと思う I assume everybody has done the homework. (断定的推測)
NYに今すぐいけたら良いと思う。I wish I could go to NY right now. (夢想的)
事故があったんじゃないかと思うんだけど…。 I guess there was an accident. (推測的)


もうひとつのあいまい表現は「~って感じ」「~みたい」です。
feel 以外の単語を五感で分けて、ニュアンスを加えましょう。


文型は、主語+動詞形容詞、またはlikeas をつけたもうひとつの名詞です。
特に It で始まる表現は、覚えておくと便利です。


彼って冷たい感じ He seems cold. = It seems (that) he is cold. (総合的に使えます)
彼が正しかったって感じね  It appears (that) he was right. (総合的、視覚的)

その服すごく似合ってる感じ The outfit looks really good on you. (視覚)
お化けが出てきそうな感じ  It looks like a ghost may come out. (視覚)
彼女、なんか泣いてた感じ  She sounded like she was crying. (聴覚)
なんか吐きそうな感じ I feel like I am throwing up. (感覚)
チキンみたいな感じ It tastes like Chicken. (味覚)


こうしてみると、何気なく使っている「~って感じ」の中に、
外見や響きや味が隠れていたことがわかりますよね。


あいまい表現は、文法の試験用というよりは、日常会話に多いと思います。


私は、思う、~だと」 この文型は、「~したい」などの直接的な表現を
和らげてくれ、より人間的になる表現ですから、ぜひ覚えて、普段の会話で
使ってみましょう。



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