ネイティブ英語もピンキリ | 英語は度胸とニューヨーク流!

ネイティブ英語もピンキリ


英語は度胸と愛嬌!


皆さんは作文などの添削を頼まれたことありませんか?
英語ではなく、普通に学校や職場で誰かが書いた日本語の文です。

添削をするときにその人の個性を大事にするか、あなたの書きたいように直すかで、
全体の印象が変わりますよね。

では、「で、に、を、は」などの前置詞、接続詞などはどうでしょうか?
「あまり意識してないけど、大体あってるだろう」という人がほとんどですよね。
TVのアナウンサーはこうしたことを徹底的に叩き込まれてるにもかかわらず間違えます。
じゃあ自分も…と思いませんか。

よく「ネイティブに訊きましたから」というのを聞きますが、どんな人?とふと疑問に。
日本人にも大学行った人ややめた人、六本木に住んでる人や世田谷の人、体育会系や渋谷系などいろいろ。
彼らもみんな立派なネイティブです。
英語圏でも収入の差や住んでる地域、年代や文化の違いなどで、英語の表現がずいぶん違います。
熱心に英語添削してくれるのは、文筆系の方かオタクッぽい人ですよね。
他の人は「そんなもんじゃない?」とおおらかです。

昔、僕の友人が日本に来たとき、予定よりもう少し滞在したいと思って、英語学校で就職しようと考えました。
彼はイギリス人で白人。ロンドンではそこそこの大学を出ています。
何校か受けてすぐ決まりましたが、ベルリッツでは落ちたそうです。
学校によって、本国での学歴にこだわるところや、外見、人種、年齢で選ぶ条件がずいぶん違ったようです。
今はどこも生徒獲得が激戦ですからもっと厳しいでしょうが、かなりいい加減な人選だったのも確か。

まだ英語を話す知り合いが少ない場合は、その人たちをとっかかりにして、いろんな人と付き合ってみてください。
英語に関しての質問に、「これが正解」と答えるような人がいても、他にもいろいろ答え方がある、というのを前提にして受け取るようにしましょう。僕たちの歴史にどんなネイティブがいるのか知らないわけですし、彼らから何をチョイスして自分の英語にしてるのかわかりませんからね。
ある程度は、日本語での受け答えで英語の内容も予測がつくので、やはり自分の感覚にあった人のアドバイスを選ぶのが無難かもしれません。

英語は度胸と愛嬌!