福井晴敏著
久しぶりの福井作品。
無茶苦茶濃厚で、長かった。
そして、面白かった！
お得意のパターンですね。
自衛隊の秘匿機関ダイス。
その特殊部隊SOF。
4年半前に訳あって中止になったオペレーションLP。
その際に存在を抹消されるはずだった隊員。
そのうちの5人が国外へ逃亡。
そして、大がかりな復讐を果たすため入江一功をリーダーに日本に戻ってきた！
それを阻止すべく駆り出された丹原朋希。
そして、公安から朋希を補佐（監視）するために送り込まれた並河警部。
それぞれが自らの過去に対峙する。
そして、それぞれの方法でそれを乗り越えようとあがく。
入江と朋希の間の因縁。
そして、迫力ある戦闘シーンの描写。
多彩な武器も詳細に描かれて、すごくリアル。
果たして、因縁の結末は・・・。
いやぁ、濃厚な福井ワールド堪能しました(^^)
読み終わったのが残念な感じ（笑
大きな流れの中で、自分という一人の人間に何ができるのか。
そんなことを考えさせられました。
ま、自分とその周りにいる人たちが少しでも明るくなれるようにすることかな⁉
福井ワールド、ぜひ堪能してみてくださいね！
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