前回の話を読んでない方はこちらをどうぞ→誕生日
タクシーで病院に行くと先生はこう言った。
「あー、傷は浅いので1針縫えば大丈夫ですよ」
・・・・タイトルと違うぞ!?!?・・・・
ベッドに寝かされ、穴のあいた布を顔にかけられ、いざ縫合。
チクッとした痛みで針を感じる。
家族は病室の入り口から見ていて、僕の足がピクッと動くので針を刺した瞬間がまるわかりだったらしい(笑
すると、先生はこう言った。
「あら、思ったより傷が広かったなぁ。もう1針縫いますね」
そして、チクッ。
たぶん、それでも足りなかったんだろう。
最後に先生は何も言わずに
チクッ!!
・・・・はい、これでタイトル通りになりました・・・・
結局3針縫われた( ̄□ ̄;)
この話はもうちょっと続く・・・
その後、消毒のためにしばらく病院に通うことに。
すると受付で名前を呼ばれる時に
「瀬戸輝一(きいち)さーん」・・・・僕、輝一(てるかず)なんだけど・・・・
間違えられてる・・・よくあるんですけどねw
内気な輝一少年は間違ってるとは言えませんでした。
そして、何回か病院に通い、輝一少年は決意しました!
今日こそは間違ってるって言ってやる。
そして受付で
「あのー、"きいち”じゃなくて”てるかず”なんですけど」
・・・・やった、言えた!!:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
すると、受付のおばちゃんは一言
「あら、ごめんなさいねぇ。治療は今日でおしまいですよ」
えっ( ̄□ ̄;)!!
輝一少年の小さな勇気は無駄な努力になってしまったのでした・・・・。