さて、昨日に続いて「昔持っていたギター」シリーズ第2弾。
今日は1967年頃ヤマハから発売されていたSA-50。
資料によると、当時の販売価格は53,000円!プロ向けを意識して作られたとのことですが、当時でこの値段は高いですね!
PUにはヤマハオリジナルのローノイズ・ハンバッキングPUを搭載。
SA-50という型名から、ボディ中央に芯の入ったセミアコ構造かと思いきや、芯は入っていないフルアコ構造です。Fホールは両方とも塞がれていました。
恐らくハウリング防止のためでしょう。
コントロール・ノブが3つありますが、ボリューム、トーン、バランサーとなっています。
トレモロ・アームが付いているあたりが時代ですが、このユニットは昨日紹介したSA-7Aと同じ構造のもの。
ヤマハのギターは他メーカとは違って「オリジナル」にこだわっていたところがポイント。
ヘッドの形状、ボディの角の形状…等全てギブソンやフェンダーとはデザインが異なります。
それが良くもあり悪くもあり…。
このギターは1988年頃に中古楽器屋で購入、ジャズ用にと思いましたが、PUがハムバッキングとは思えないチープな音でライブには使えないと判断し、手放しました。
ザ・サベージのボーカルの人もこのギターを使っていたので、グループサウンズ好きにはたまらないアイテムには間違いないと思います。
今思えば惜しいことをしたな…。(これを何回も繰り返しています)