6.丹霞地形(たんかちけい)@中国

マルコ・ポーロが訪れた地でもある張掖市より約50キロほど離れた場所に、「張掖丹霞地貌」という赤い堆積岩で形成された美しい地層が見られる広大なカルスト地形があります。

このようなカルスト地形を見ることができる場所は、中国国内に他にもいくつかあるのですが、「張掖丹霞地貌」は規模の大きさ・形の多様さともに際立っており、「中国の最も美しい七大丹霞地貌」の一つと言われています。

丹霞(たんか)とは、日の光を受けて赤く映える靄(もや)や雲、夕焼け雲を意味する言葉ですが、その名にふさわしい美しい赤の岩山ですね。岩山に含まれている鉄分やマンガンなどが、このあざやかな赤色を生み出しているのだそう。

※注意
これは中国人が絵の具をぶち撒けた訳では無いです。