ちょっくら中野裏路地で飲んで中野サンプラザへ歩く
 
「免許証持ってきたよねーー」と確認しつつ・・

そう・・
チケット転売が問題になっておりますエンタメ業界。山下達郎様におかれましても身分証明書の提示など本人確認が必須。病院のようにこんな輪っかをつけられまして入場いたしました。中野サンプラザ。
 


開演前をパチリ。
ニューヨークのダウンタウンをイメージしたステージセット。

ステージ右に難波さん。グランドピアノとフェンダーローズピアノ(私の大好物)。左手は、もう一人のキーボード柴田さん。遠くてわかりませんでしたが、これまた大好物のハモンドオルガン(木製の足が・・)とシンセ類。

10分押し!

暗転になりまして・・・。
いよいよ登場でございます。


山下様、紺のニット帽に、薄い黄色のシャツ細身のジーンズ。勿論、シャツの裾はジーンズにINでございます。決してシャツをジーンズの外にダラーーんとは出しませんぞ達郎様!!



1曲目「SPARKLE」
山下様のこげ茶色(阪急電車の色。判る人だけ判って頂戴!)テレキャスのカッティングが始まりました~。グッ

 

オープニングにはもってこいのイントロです!登場感満載!

 

 

しかし、高齢化する(40~60代がメイン)お客様は席を立つことはありません。良いです~。3時間超のステージ。持ちませんからね~。滝汗

 

ちゃんと聞けるし観れる!!

 

 

ツアーパンフレット

山下様のご自身によるレコーディングとLIVEでのミュージシャンの事を書いておられます。これ中々興味深い。

時代と共に、音楽ビジネスが変わってきたことや、スタジオミュージシャンの変遷など・・・よもやま話。
 

■バンドメンバー紹介のコーナー

山下様を入れて10名のミュージシャンがおり出す音楽はとても素晴らしいサウンドでした。

聞きやすい。

ベース伊藤さんと、ピアノ難波さんは古いですね。3人で「還暦トリオ」とかおっしゃっておりました。

伊藤さんのチョッパー健在でございましたよ~。フェンダーJAZZベース。アンプはマーシャルをお使いのようでした。

城北(江戸城を中心に東西南北に考えた北側エリア)トリオともおっしゃっておりましたよ。ちなみに山下さんは豊島区池袋、難波さんは豊島区巣鴨、伊藤さんは足立区出身でございます。
 
ドラムは、ポンタさん⇒青山純さんでしたね。青山純さんが2013年に亡くなって小笠原さんに。小笠原さんもタイトなリズムを叩かれましたです。(お子様が生まれたそうです。)


ギターの佐橋さん(女優松たか子さんの旦那さん)は、ストラトが多かったですかね。ボトルネック奏法も、旨い!!


■テレキャスター
山下様御用達の阪急電車色のテレキャスター。
アコースティックギターは二本使っておられました。一本はギルド、もう一本はよく判りませんでした。

■中野サンプラザは、
山下様にとって大変思い出深いホールだそうですが、決して音が良いわけではないそうで、相当にデッド(反響しない)らしく、観客の拍手、声援が遠くに聞こえるそうです。オケピットをつぶして前に出しているそうですが、100席くらい潰すのでチケット収入減!!それでもこうしないとダメだそうです。

取り壊すと言われて久しいですが・・・いつまであるのでしょうか?中野サンプラザ!! 山下様の聖地!!



■セットリスト
全セットリストはツアー中なのでヒミツ。ネットにはちらほらありましたが、探してみてくださいませ・・・・。殆ど同じでございました。



何曲かだけ・・・


山下様。トム・ジョーンズ先生が大好物なようです!去年は「Can't Take My Eyes Of You」をやっておられましたですね。
今年はこの曲をカバーされておりました。

♪It’s Not Unusual/Tom Jones

 

山下様。洋楽少年ではあったが、メジャーなビートルズストーンズには全く興味を示さず、マニアックでニッチなところを好んで聞いて育った様子。山下様「これ知ってる~」友人「知らない~!」こういう事を好む少年だったようであります。



後半戦
♪Let’s Dance Baby
お約束のところでクラッカーがパーンと・・・

※お約束のタイミングは「2コーラス目の歌い出し、「心臓に指鉄砲」というところでございまして、「♪心臓に~」と歌ったところです。打ち上げ花火

去年は隣の方に分けて頂いたのですが・・・。次は持っていこうと毎回思うのであります。バズーカ―クラッカー持っていったら怒られるんだろうな・・。ムキー

 

これとか・・・



これとか・・・

等と・・・
馬鹿な事を考えたり・・・



ヒット曲満載・・・・。MCもたっぷりと。

今回ツアーを始める時に3時間を切る!ということを目標にしたそうですが、一度も果たされず。今回も3時間20分ほど・・・

アンコールには・・・何と

♪ハイティーン・ブギ/近藤真彦
これも山下様の作品だったのね。知らなんだ!
MCで、人に曲を提供する場合は、提供する歌手の事だけを考えて創作するそうです。自分が歌うことなど毛頭ない。それが職業作家なのであると・・・。なるほど。今回は山下節で!

確かにこれって山下様のメロディーかと思わせるくらい、歌謡曲してます。グッ

 

御年64歳。衰えぬ声!
2008年から毎年ツアーに出ておられます。
小田和正様が70歳!まだまだ声はスゴイ!いつまでもやってくださいませ!!

堪能しました!!

そうそう・・・

山下様は、宣伝・業務報告も忘れません!
MCでの告知。「COME ALONG 3」がリリースされるそうです。
 

発売日:2017年08月02日
価格:¥2,200(本体)+税
規格番号:WPCL-12690

COME ALONG 3 COME ALONG 3
2,376円
Amazon

あの隠れた名盤が2017年に蘇る!33年ぶり3作目となる山下達郎「COME ALONG3」のリリースが決定!!まさに「タツロー、夏のベストアルバム」。引き続きDJは小林克也、ジャケットは鈴木英人が担当。

 

夏のお供に!!虹



ギター