
この「新派」の記念碑は
16歳で久保田万太郎 に師事。
のちに講談師・悟道軒円玉の家に住み込み、
小山内薫門下の研究 員や岡本綺堂 番の編集者 を経て創作をはじめ、
34年に発表 した「鶴八鶴次郎」と「明治 一代女」で第1回直木賞 を受賞した。
受賞作2作も本人が劇化し、
花柳章太郎が主演を務めた。
以後、花柳の死まで専属作者的立場となり、
その作品のほとんどが新派 古典として今なお上演されている。
戦時中に結成される新生新派 の主事として演出指導も担当し、
欠かすことのできない重要 な位置を占めた。
一方、現代小説 には
「愛染かつら」(36~39年)があり、
松竹 は田中 絹代・上原謙の主演で映画化 、記録的なヒットになった。
時代小説 では「蛇姫様」(39~40年)を長谷川一夫 ・入江たか子 で東宝 が映画化 、
これも大きな人気を呼んだ。
銀座 ホステス の生態を描いた自らの原作「夜の蝶」(57年)を映画化 している。
東映 「獅子丸一平」「新吾十番勝負」も川口の原作。
この経歴が示すように、
一介の作家 を超えて演劇 ・映画 の世界に深く関わり合った人である。
長男の川口浩 ・野添ひとみ 夫妻を始め子供 たちはみな芸能界に入った。
川口浩;
1977年 にスタートした『水曜スペシャル 』(テレビ朝日系)
「川口浩探検隊 」シリーズ(全43回)が人気を博した。
同シリーズは人気シリーズだったにもかかわらず、
再放送は少なかった。
また、長らく映像ソフト化もされなかったが、
2005年 1月26日 にユニバーサルから人気シリーズ6本が初めてDVD化された。
また、日本文芸社 より未確認生物編の5話がコンビニコミック にて発売された。
この探検隊で1983年6月に放送された番組内にて
ピラニアに指を噛まれて大怪我をしたのは有名な話である。
このピラニア事件は正真正銘の不慮の事故だが、
番組内の毒蛇や毒蜘蛛に襲われたり底なし沼にはまったり、
などのアクシデントシーンは殆どがヤラセ だった。
そのことを皮肉った曲
「ゆけ!ゆけ!川口浩」を
嘉門達夫 が歌い、
ヒットさせている。
by Terry Shimizu </div>
