ここのオーナーは、非常に幸運で、常に素敵なお友達に恵まれていました。
昔から、イジられ役のお友達に無茶ぶりするのが好きでした。
高校生の時、クラスも部活も同じだった仲良しのイジられ役がお弁当を食べていると、
『Tは〇〇を頬張った後の一言が最高に面白いんだよね』
※〇〇はその時食べてるものなら何でも良い
なんて言って、遊んでました。
もちろん、無茶ぶりをしたからには、ここのオーナーはその無茶ぶりが報われるような反応をしてきたつもりです。(敢えての放置とか、面白いけど笑いを我慢するとか)
大学でもターゲットこそ変わったものの、同じようなコトをして遊んでいました。
ダーウィンに言わせれば、ここのオーナーは劣等種です。
まったく変化することのないまま、年齢という数字だけが1つ1つ、大きくなっていきます。
無茶ぶりやイタズラによるコミュニケーションが成り立つ、特定のターゲットに対しては、それこそ星の数ほどそれらを行ってきました。
石焼ビビンパがテーブルに運ばれ、店員さんに『お熱いのでお気を付けください』と言われたら、
『えっ?〇〇くん、どんくらい熱いのかな?』
と言ってみたり。
山上兄弟が流行っていた時なんかは、お友達が何か失敗をすると、『手品で直せば良いんだよ』と言って、お友達に無理やり、
『てじなーにゃ!はい!』
と、言わせ、そして踊らせていました。
そんなことをしながら毎日ワイワイやってたわけだから、イジられっ子の器のデカさ&どんだけイジられたいんだよ!なんて思いが、今更ながら頭をよぎります。
さて、無茶ぶりやイタズラはいろいろありますが、その中でも、ここのオーナー最大の無茶ぶり&難題は、これなんじゃないか…と思っています。
卒業旅行で、特に遠くに行くよりもみんなとワイワイするコトが楽しかった僕らは、ゴルフのショートコースに行くことに決めました。
そして、ここのオーナーは幹事になり、お友達に暇な日を聞いたり、それを踏まえてスケジュールを組んだりしていました。
その中に、ここのオーナーの最大のイジりターゲットかつ親友のTくんがいました。
彼もゴルフに行きたいコトは知っていました。
幹事としてイニシアチブを握っていたここのオーナーは、Tくんに、
『もしゴルフに行きたかったら、“輪廻”という言葉を使って、ゴルフにまつわる五・七・五・七・七を詠んでください』
という、非情にも程があるだろうというくらいの無茶ぶりをかましました。
ここのオーナーがくらう側の人間だったら、『五・七・五・七・七』というお題だけで悩み苦しみます。
しかし、その『五・七・五・七・七』の中に、ゴルフという縛りがあり、さらにゴルフとはどう考えてもつながらない“輪廻”という言葉を入れなさい。…という難題。
我ながら、ここに“輪廻”という言葉を持ってきたあたりに、当時のここのオーナーの無茶ぶりにキレを感じます。
確か、Tくんはしばらく時間を費やし、池ポチャ・バンカー・OBなど、次々とミスを重ねる負の循環を“輪廻”という言葉を用いて表しました。
彼が頑張って『五・七・五・七・七』の中に“輪廻”という言葉を取り入れて、ゴルフに行きたいとアピールしてきた際のここのオーナーの返信は、
『いーよー』
そんなんだったと思います。
ここのオーナー自らが“輪廻”を取り入れた『五・七・五・七・七』を詠めと言っておきながら、実際詠んだ際にはドスルー。
これこそTくんに報いる最高の形だったと思います。
その後のTくんの「短歌に触れないのかよ」的なツッコミはキレ・必死さ・ひたむきさ、すべてが凝縮されていました。
そんな彼も最近までは「fuck forever」が口癖。
今ではサーフィンをザー○○と聞き間違えるほど立派になりました。
そんな彼(拇印くん)はきっと、このブログを見て「そんなこともあったなぁ…」と微笑みながら、無茶ぶり被害のスペシャリストとしての血が騒いでいるような気がします。
「ナチス・いちご・日傘」という3つの言葉を使って「五・七・五・七・七」を詠みなさい。
と、彼(拇印くん)がこのブログを読んだらすかさず、「よ~しあの頃の自分には負けないぞ」と、この無茶ぶりに応えてくれるような気がしてなりません。
そんだけー。るりるりるー♪