ぶらり途中下車の旅(もちろんあの声で)

おやおやここのオーナーさん、また途中下車ですか?(もちろんあの声で)

さて、今日は目白に途中下車です。



白内障と色盲。

この2つの眼病は、大学でツルんでいた連中には馴染み深いものと言うことが出来るでしょう。

白内障だったOくん。普通のお友達だったら、こういう病気のことに触れるのはタブーなのかもしれませんが、ここのオーナーたちにはそんな壁などどこにもありませんでした。

ちょっとOくんが何か見間違うとまわりから、

『あれ?白内きてる?』

とネタにしたものでした。

そしてOくん自身も鋭いウィットを持ち合わせていて、
手術を控えたある日、手術後に医者から包帯を外してもらった後という場面での一言

医者:『手術は成功しました。では包帯を外しますね。』

(包帯を外し終わる医者)

Oくん:『先生!早く包帯を外してください!』

周りにいる人々:オロオロ………

視力を失ったという自らを犠牲にしたコントでここのオーナーたちを爆笑の渦に巻き込んでくれました。(分かりやすくするためにちょっと説明加えました。)

特にここのオーナーはOくんのこのボケが大好きで、何度も要求していたような気がします。
Oくんありがとう!!!



そして、ここのオーナーも色盲という障害を持っていました。

今は廃止されたのかも知れませんが、小学校1年生の頃、検査がありました。

例えば………

黄緑色の点々である数字が書いてある。そのまわりを黄色や緑、エメラルドグリーンなど、似たような色がモザイク画のようにまわりにちりばめられると、普通の人は何でもなくその数字が読めるのに、ここのオーナーはまったく数字が読めないのです。

この病気は遺伝的なものらであり、そして男性に遺伝していくそうです。

ここのオーナーの父親の弟が色盲だったらしい………

例えばここのオーナーの妹がいつか男の子を産んで、その子が色盲だったら、完全にここのオーナーのせいです。ただ、こればっかりはここのオーナーがどうこう出来る問題ではないので、そうならないことを祈るしかありません。

当時、色盲を治す場所というのは全国に3ヶ所しかなかったそうです。

その3つの中で、ここのオーナーが通ったのが目白メディカルクリニックという所でした。

どんな治療をするかというとこれがまた小学生の小さな身体には酷な、なかなかエグいもので…

その1
両こめかみに、電気の流れるスポンジを当てる(30分)

その2
両耳に電気の流れるスポンジを当てる(30分)

その3
片方の鼻の穴と、うなじに電気の流れるスポンジを当てる(左右の鼻の穴に15分ずつ)

この3つの中から2つを選ぶ。つまり小学生の小さな身体で、1時間身体に電気が流れることに耐えなければならないのです。

これがチクチクして痛いのなんのって…

しかもここのオーナーは鼻が弱いので、鼻コースを選ぶとかなりの確率でスポンジに鼻血がついてる………

で、30分×2を終えると、12個のモザイク画に埋もれた数字が見えるかを自分でチェックするのですが、このパネルが一種類しかありません。

おそらく100回くらい通ったような気がするんですが、果たして色盲が治ったのか、ただ単にパネルを暗記しただけなのか、それは今でも闇の中………

得たものは、ウイニングイレブンの試合中の画面中央下にあるレーダーで自分のチームとお友達のチームとの色が見分けがつかないと文句を言うと、『黙れよ色盲!』とイジられる、そんなオイシサしかないのかもしれません。



おいしいけれど、なんか切ない…切なくて涙が瞳の奥にたまっていきます。

そのたまった涙で、濁った世界が透き通って見え、色盲は治りましたとさ………



次の駅は池袋。

玉袋を露出したら、

迷わず警察に通報してください。