気づいたら、

フランスへ来て5年経っていた。

 

 

そして南東から

南西フランスに引っ越して4ヶ月。

 

 

引っ越しの度、

前の場所で築き上げた人間関係は

置いてくることになる。

 

 

新しい人間関係を築くのは

面倒な時もあるけれど、

それはそれで新たな気づきもある。

 

 

結局

’’日本人だから’’というより

’’その人がどういう人か’’

が大事なんだと

 

 

最近ひしひしと

そう感じる。

 

 

 

友達にそんな話をしたら、

 

「そりゃそうでしょ。

そもそも旦那が外国人じゃん!」

 

と言われて、

ハッとした笑。

 

 

 

当たり前だけれど、

日本人同士でも合わない相手がいて、

外国人でもすっと通じる相手がいる。

 

 

 

大切にしたい部分や、

根っこにある愛が

シンクロする相手は、

国籍では決められない。

 

 

 

母国語で喋れることは、

確かにストレスレスではあるけれど、

そこに通じる心がなければ、

そこにあるのは空虚な笑いで、

後に残るのは、モヤっと感。

 

 

 

逆にフランス語だったとしても、

伝えたい想いや

繋がる心があれば、

後にはなんとも温かい気持ちが残る。

 

 

Photo by Ian Schneider on Unsplash

 

 

国籍なんてちっぽけで、

その人がどんな人かが大切。

 

 

そう思えるようになったのは、

渡仏当初に比べ上達した

フランス語のおかげでもある。

 

 

4カ国語を話す夫に、

「母国語で話したい!」

とか思ったりしない?

 

 

と聞いたら、

「全然思わない」

と即答された。

 

 

日本語以外は、

どれも同じくらい

comfortableだかららしい。

(私も言いたいそれ!)

 

 

「違う文化を持っている人と話す方が面白い」

とも言っていた。

 

 

にゃるほどねー。

 

 

どんどん

そんな彼のいうことが

分かる気がするのは、

 

私も日本人じゃなくて

地球人になってきているからかな。

 

 

悪くないな:)

 

 

そんなことを思うある日。