RagDöllz、"Ten Red Roses" Release Tour | ドレミファ空4℃♪

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RagDöllz

 

のライブに参戦してきましたOi

 

昨年リリースされたアルバム『Ten Red Roses』の

 

リリースツアー・ファイナルにして

 

バンド初のワンマンライブ音譜

 

【L→R:Yun(赤髪Ba)、Remi(青髪Vo)、Yuika(黒髪Gt)】

 

なんと!!

 

前売り券はソールドアウトという大盛況ぶりクラッカー

 

彼女たちの気合の入りようはハンパない頑張る

 

 

先日、なんばHatchで開催されたArch EnemyのLIVEに

 
Remi(Vo)とYun(Ba)が参戦しバンザイ
 
終演後にフライヤーや無料音源を配布するなど
 
熱心な営業活動をしていたそうだOK
 
【フライヤー】
 
特にRemiはArch Enemyの大ファンで
 
ボーカリストのアリッサに負けず劣らずの
 
デスヴォイスを誇るカラオケ
 
【Arch Enemy】
 
ちなみにわたくしが大好きな猫種「ラグドール」ももしお

 

 

青いおめめがカラコン入れたボーカルのRemiに似てる!?

 

Remiは髪も青いけどねニコニコ

 
 

 

会場となる心斎橋HOKAGEは心斎橋のアメリカ村に2006年オープンしたライブハウス、Music Bar。ライブフロアのキャパは約80~120名。赤い絨毯と鏡張り、ステージレスで変幻自在なフルフラットの空間になっている。10周年の際にはCrossfaithのCoie、TeruやEDGE OF SPIRITのSHOらがお祝いコメントを寄せている。

 
アクセスは地下鉄御堂筋線及び四ツ橋筋線の「心斎橋駅」から徒歩約10分、近鉄難波線の「大阪難波駅」から徒歩約7分と利便性が良く、周囲にはパーキングが複数あるため車での来場も可能だ。
 
 
 

チケットを予約してから、この日を首を長くして待っていたのだが、前日の夜、Yuikaが別バンドSleaze Partyeのレコーディングに行く途中で気分が悪くなり、気を失って救急車で運ばれたことを本人のtwitterで知る。意識を取り戻した後も、めまいや痙攣が続いて辛いようだ。

 

翌日のLIVE開催が危ぶまれる中、本人は「無理しないで」というファンの言葉に対して「ソールドアウトのワンマンとか!無理したるわーーーい!」とやる気満々。

 

 

開場時間のだいぶん前に到着し、B1まで降りると扉の外まで爆音が響いてる。VIPチケット購入者が観覧できるサウンドチェックの最中だったようだ。ほぼ定刻どうり19:00に開場、19:30にメンバーがステージに現れついに開演!!

 

 

【一部】はアルバム『Ten Red Roses』完全再現

 

 

オープニングナンバーは「Silent Cry」。ヘヴィなリフにクールなボーカルが乗り、サビは強靭なデスヴォイスですべてをなぎ倒すべく猛進する楽曲。1曲目からのキラーチューンで会場のテンションも一気に最高潮に達し、ヘドバンや拳、メロイックサイン、さらに大きな声援で盛り上がる!!

 

その後もアルバムの曲順に演奏が続く。「Six Feet Under」「万華鏡」は、どちらもMVになっている曲だ。

 

 

「Six Feet Under」は、フライヤーに書かれている、「“唯一無二のデスヴォイス&クリーンボイス二刀流”Rami、“地鳴りの如く響く重厚なベース”Yun、“心臓に突き刺さる大蛇のようなギタープレイ”Yuika」が体現されたような楽曲で、他のバンドとは一線を画す独特のグルーヴ感が衝撃的。特にRamiの鋭い牙で噛みつくようなシャウトは圧巻!!このMVは全編LIVE感覚の映像で超カッコいい!!実際のLIVEはそれ以上にとてつもなくカッコいい!!

 

 

不穏な空気が漂う「万華鏡」は、アルバムで唯一日本語の歌詞がある楽曲で、ダイナミックなノリとサビの印象的なメロディが聴き手をRagDöllzの世界へ引き込む。踊るように歌うRamiの姿が印象的。

 

4曲目の「Medeiros」は8分に及ぶ壮大な世界で、デビューしてからこれまでのRagDöllzの集大成のような楽曲。ドラマティックな曲展開の中で様々なアプローチを試みており、Remiも多彩な声色を使い分けている。また、メンバー皆がお気に入りの曲でもある。曲が終わった後のMCでRemiが「8分間長かったですねー」と言うと、オーディエンスから「短い!」の声も(笑)。

 

アルバムラストを飾る曲は「Blood On My Gun」。アルバムの中では一番キャッチーな楽曲で、前半はパワフルに疾走し、後半は哀愁を帯びたメロディで表現力豊かなRemiの熱唱が聴ける。イントロ、リフ、ソロ…とYuikaのギタープレイも秀逸!!

 

 
これにて【一部】は終了
 
Remiが「これで一部は終わりです!みなさん、ドリンク飲んできてねー!」と言って、メンバーがステージからはけていく。

 

 

20分程度の休憩をはさみ、【二部】開幕!!

 

【二部】は以下のセットリスト

 

 
1曲目は2015年12月にリリースされた1stシングル『Is Hope Evil』から、初期のブラックサバスのようなダークで重々しいリフが印象的な「DIRTY EVIL」。
 
2曲目「Into The Blaze」後のMCでは、物販で購入できるグッズをRemiが紹介。1stシングルとリストバンドは「売り切れておりまーーす!」ロゴTシャツとタオル、1stアルバムは「売ってまーーす!」ロゴステッカーは「無料です」とのこと。
 

 

そして、待ってました!!ファン待望の新曲を披露!!曲の途中でRemiが「メロディ覚えて、みんなで一生に歌って帰ろう!」と、勇ましいメロディを力強く歌い上げる。みんなで一緒に拳を振り上げて合唱できる曲で、今後ライブの定番曲になりそうだ。

 

アカペラから始まる、RagDöllzの初音源となる2015年3月リリースの1stデモ「You say goodbye」を挟んでMCに入る。途中でRemiが一服すると言って、アクエリアスを飲み「甘くてすっぱくて恋の味」という恒例の食レポ!?を行う。また、RagDöllzは活動して来月で3年半を迎えるが、過去にはライブ動員が0だったことや、徐々に動員も増え、音源リリースも果たし、目標をクリアしてきたことをしみじみと語る。そして、「ワンマンライブをする」という大きな目標を、今日果たすことが出来たことに対し、ファンやメンバー、メンバーの家族などへの感謝の言葉が述べられれ、会場から大きな拍手が送られる。

 

そして、「Die or Die」を挟み、最後は、デスヴォイスよりもRemiのハイトーンシャウトが際立つ、1stシングル『Is Hope Evil』のカップリング曲「Live in hope」を披露し【二部】は終了。

 

Remiが「ちょっとだけ、おいとましま~す」と言い、メンバーが舞台からハケる。Yunは「ベースのピンが外れちゃった」と修理中。

 

 

アンコール!!の声に促され、数分後にメンバーがステージに再登場。アンコールの曲は色々迷ったが、1stアルバム『Ten Red Roses』のリリースツアー・ファイナルということで、アルバム収録曲「Blood On My Gun」を再度披露!!オーディエンスも、【一部】で演奏された時以上の盛り上がりを見せる!!そして、最後も大きな声援でメンバーを送り出して全編終了となりました。

 

 

「ちびまる子ちゃん+タラちゃん÷2=??」みたいな語り口の、ゆるゆるのオモシロMCと、小さな身体(150cmちょい?)から野獣の咆哮のごとくデスヴォイスを放つギャップが凄まじいRemi。

 
あどけなささえ残る印象のRemiだが、その男勝りのパフォーマンスは目を見張るものがあり、銀玉鉄砲から大砲が放たれるような感覚だ。ソングライティングの面でも中心人物として幅広いタイプの曲を手掛け、ミュージシャンとしての類まれな才能を感じる。RagDöllzのさらなる飛躍の鍵を握る、若干20歳の彼女の将来から目が離せない!!
 
ギターのYuikaはLAメタルが好きということで、ファッションもメンバーの中で1番メタルっぽく、何よりもギターを弾ている時の立ち姿がカッコいい!!彼女の使用ギターは、EXTREMEのヌーノ・べッテンコートやSTRYPERのマイケル・スウィート、KISSのポール・スタンレーらが使用していることで有名なブランド“Washburn”の製品だ。Washburnは1883年にシカゴで誕生し、現在に至るまで約130年もの長い歴史がある老舗楽器メーカーである。

 

LIVE前日、気を失って救急車で運ばれたものの、会場入り前に点滴を打ち、初のワンマンライブに対する熱い思いと、疲れを凌駕するアドレナリン放出でステージに立ったYuikaのプロ根性にあっぱれ!!魅せるギタープレイで会場を沸かせていました!!

 

 

RagDöllzのステージに華を添えるビジュアル担当!?にして、笑顔のプレイが印象的なYun。しかし、彼女の奏でるバッキバキ、ブリブリの重低音べースは可愛さ皆無でとてつもなくイカツイ。RagDöllzの轟音・爆音サウンドのボトムを力強く支え、グルーヴを生み出している張本人である。ライブの途中では台の上に座って演奏するおちゃめな面も。

 

プライベートではサンリオのキャラクターのマイメロ好き。ちなみにDOLL$BOXXやUnlucky Morpheusで活躍するボーカリストFukiはシナモンロール、わたくしはポムポムプリン好き(笑)。TDR、TDS、ユニバもいいけど、たまにはサンリオピューロランドにも行こう\(^o^)/

 

 

総評

 

記念すべき初のワンマンライヴ。この日を心待ちにし会場に駆けつけたファンの期待は高まるばかり。メンバーも全身全霊のパフォーマンスで、オーディエンスのテンションをどこまでも高揚させていく!!メンバーそれぞれのバックグランドに由来する持ち味に加え、ジャンルに捕らわれない独創的な感性を活かしたオンリーワンのサウンドは、聴く者を惹きつける存在感に満ち溢れていました。

 
また、メンバーとファンの距離感が近く、まさにRagDöllzファミリーとしてみんなで感動を共有できるようなライブでした。会場内は温かい空気で包まれており、そこにいることに幸せを感じるとともに、これからもずっと応援し続けたいと感じた1日でした。
 
最高のライブを(*′□`)ゞ:・゚☆ありがとぉ♪