ぱっと見 プレジションベースルックなテレネック ストラトボディの 51。
【カスタム箇所】
●ネックの角度調整。
●ピックアップ交換とリアにシングル2発入れる為キャビティ切削。
FRONT:(元)セラミックシングル
→スキャッターワウンドのハンドワイヤリングP.U(アルニコ5)へ交換。
→テレのダイレクトマウント方式から ピックガードマウントに変更
REAR:(元)セラミックハムバッカー
→ミドル(セラミック)+リア(スキャッターワウンドのハンドワイヤリングP.U(アルニコ5))
セラミックとアルニコ5でハム化。
●サドルをGRAPHTECH GHOSTに変更(PRS用を流用)
●スイッチクラフトのステレオジャックに変更して
パラレルでピエゾとマグネットを出力出来る様に改造。
●ヘッドデカールをオリジナルに変更。
休み時間にぼちぼちやっていたもんで時間が掛かりました。。。
なるべくボディに手を入れたくなかったのと 無駄な回路を色々と付けて抵抗を増やしたくなかったのでこんなもんで。
メインはボリュームノブ(プッシュプルスイッチ)と 3点ロータリーセレクターノブのみ。
シンプル イズ ベスト。
トーンは無くても ボリュームとピッキングでコントロールすれば大概行けます。
エフェクターとアンプでもどうにかなっちゃうし。
一応
プッシュ接続
●フロントでストラトトーン
●ミドルでフェイズアウト
●リアで ミドルとリアシリーズ配線(ハムバッキング)
プル接続(コイルタップ)
●フロントでストラトトーン
●ミドルでパラレル配線
●リアでストラトのリアトーン
みたいな配線をしてありますのでトーンは無くてもミドルカットのキュワキュワからパワー感のあるハムまで
結構幅広い音色が楽しめます。
たった一つのノブで 多彩です。覚えられない 笑
シングルピックアップを3基載せるのが一番大変でした。苦笑
ハムのケースギリギリまで削りこんでも 並列で収まらないので防空壕スタイルで内側を大きく削ってようやくハマりました。
あとは 隠し玉、というか
ピエゾピックアップを仕込んであります。(編み線がそれ。)
配線が見えているのが難点ですが 笑 穴をどうしても開けたくなかったので。
ゴーストもエレキのピエゾも通常アクティブのプリをギターに仕込むのが定番なんですが
電池や基盤を仕込む場所も無いし、元々アコギストなので外部プリで音作りする方が慣れているので
Y字のステレオギターシールドからパラレルで出力できるようにしてセレクターで切り替え、もしくはデュアルで鳴らせるように改良。(PA卓に直で送ることもできます。)
一応 今後基盤やMIDIを組み込みたくなることを視野に入れ 端子はそのまま生かしてあります。
画像のザグリはまだ 途中経過です。最終的にもっと綺麗に仕上げましたよ 笑
最初はグラフテックサドルの音に関して んー。。と思いましたが
音入れから1週間くらいしてからでしょうか。音が大きくサスティンも凄い!
やはり馴染んでこないとグラフテックの真価は見えてこないですね。
換えて良かった。すごくクリアで抜けのある音に生まれ変わりました。
あとはヘッドのロゴがうすら汚れていたので剥がしたら 日焼けのようにロゴが残ってしまったので
ロゴが消えるまでヤスリがけ。ただあまり綺麗に仕上げすぎると指板とのバランスがなんか宜しくないので
フィンガーボードと同じムラがでるように地を荒めに調整。
かつてのWEBバンド名、現在の個人作業名 Tera-prismのデカールを製作して貼り付け。
オールドのテレキャスよろしく デカールをそのまま生かして有ります。
上からクリアを塗りこむなんてしないです。
フェンダーはやっぱりデカールの文字が剥げてくるのがかっこいいと思ってます。
1万円で買ったギターも手を入れるほどに愛着が湧きます。
高価なギターも非常に愛着がありますが
こういうギターも たまらなく好きです。どのギターにも無い音。
これこそがカスタムの醍醐味です。