児童養護施設の枠を超えた旅人 | 海との生活

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AONOWA〜海で繋がる福祉の輪〜


私は旅人です。永遠の旅人でありたいです。



児童養護施設で働き始めた私はいつの日か、私の第2の故郷高知県四万十市に施設の子どもたちを連れて行きたいと思うようになりました。



沈下橋がかかる最後の清流四万十川を見た時、大草原にいるかのような感覚で、目の前のモノが写真のような、現実とは思えなかった。


このようなところを子どもたちに、単純に見せたかった。

茅ヶ崎はまだ自然が残っているが、四万十市はスケールが違う。そんなところにも連れて行きたかった。


入社してから、実は四万十旅計画を虎視眈々と練っていた。


3年目の夏、とうとうその時は来た。


旅の費用がなるべく安く済む方法…車!まだ若かった私は車を使って目指すことに決めた。

子どもたち5人を引き連れて職員2人で3泊4日の旅、走行距離約900キロ、走行時間16時間 。


夕方出発し、翌日の朝に着く。寝る場所はもちろん経費を浮かすために車の中。現地では1泊のみ、帰りは3日目の夕方出て4日目の昼に着く。帰りも車の中で寝る。

寝ると言っても、職員2人はひたすら運転。

行きはまだ楽しみにして気持ちが高揚しているから元気で運転を頑張れるが、帰りは旅の疲れもあるし帰るだけだからひたすら頑張るのみ。今だから言えるよく生きて帰って来れたなと。


現地では四万十川でカヌー体験し川下り出来たし、神奈川では食べれない現地の旬のものを食べれたし、宿は友人が経営している四万十川のほとりにあるコテージに泊まり(1組限定、川辺のコテージ。是非興味のある方は行ってください。まじ最高なんで。)夜はたくさんの星を見て、みんなで寝袋で寝る!?翌日も普段は朝遅いのに、自分から起きて川遊び。子どもたちは大自然相手にとことん遊び尽くしました。


他にも、道中、いろんな県に行けたし(車で通過したのみ笑)、キレイな富士山見れたし、瀬戸大橋も見れたし、とってもいい体験が出来たと思う。


普通では考えられない旅を許してくれた施設長に感謝です。


子どもたちも、この旅を大人になってもずっと覚えていてくれるでしょう。



さあ旅に出かける準備しよっと…


とっとっと…旅路にはまだ早かった!(笑)


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