龍が舞う西麻布の異空間。ラウンジの喧騒をスパイスに愉しむ「照寿司」の新境地
西麻布交差点近く。地下へ降りると、そこには東京の夜を象徴するような別世界が広がっています。 日本最高峰のアイコニックなバーラウンジ「THE TOKYO」——。そのラウンジを抜け、一枚の暖簾をくぐると現れるのが『2nd EDITION TERUZUSHI』のカウンターです。
まず目を奪われるのは、壁一面に躍動する巨大な「龍」の姿。黄金色に鈍く光るその迫力は、ここがお鮨屋であることを忘れさせ、まるでアートギャラリーに迷い込んだかのような高揚感を与えてくれます。
今回は「UMAIコース(22,000円)」を。北九州・戸畑の伝説「照寿司」のDNAを継承する、エネルギッシュな一皿一皿に圧倒されました。
【心に残った逸品】
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メジマグロのお造り 細やかに包丁が入り、表面をさっと炙ってからバラの花のように巻かれた美しい一品。口に運ぶと炭の香ばしい香りが鼻を抜け、脂の甘みが溶け出します。目でも舌でも愉しめる、まさに職人技の結晶です。
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かわはぎ(肝和え) 濃厚な肝のコクを纏ったかわはぎは、驚くほど奥深い味わい。素材の良さを引き出す、確かな仕事が光ります。
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炙りのどぐろの手巻き 香ばしく炙られたのどぐろは驚くほどホロホロと柔らかく、風味豊かな海苔の香りと共に口の中で弾けます。
【大人の遊び心を感じるディテール】 ガリの代わりに供される「ザーサイ」の食感や、カステラのようにしっとりと甘美な卵焼き。お冷に炭酸水を選べる細やかな配慮も、お酒を飲まない時や合間のリフレッシュに嬉しいポイントです。また、カウンター下には電源も完備されており、現代的な利便性も備わっています。
【空間と体験】 週末ということもあり、隣接するラウンジから漏れ聞こえる賑やかさが、ここが東京のど真ん中であることを再確認させてくれます。 「静寂の中でいただくお鮨」という固定観念を脱ぎ捨て、この街の鼓動すらもスパイスに変えてしまう。 西麻布の夜を五感で満喫した、満足度の高いひとときでした。
2nd EDITION TERUZUSHI Nishiazabu (寿司 / 広尾駅、乃木坂駅、六本木駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
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