特集:日出ずる国の申し子、大原洋人。 | サーフィンを楽しむ情報局

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特集:日出ずる国の申し子、大原洋人。


20170622-00

特集:日出ずる国の申し子、大原洋人。

2017年6月20日

2015年は東京オリンピックの追加種目にサーフィンが入るかの瀬戸際の年だった。日本で最も成功したコンペティブサーファーである大野修聖はこう振り返る。

「日本には2万人ものサーファー人口がいます。そんな自分の母国でオリンピック種目としてサーフィンがデビューするかもしれないということは本当に嬉しかったです」。

2万人のサーファー人口を有する日本。金メダル奪取にもっとも近い男は、日本人初となるチャンピオンシップツアー入りを目指し、現在QSを回っている大原洋人だ。

大野はこう続ける。「2015年、日本人では初めてとなるUSオープンの制覇という歴史的快挙にはとても興奮しました。洋人のパフォーマンスは、東京オリンピックで戦う可能性があった、日本チームに希望をもたらしました」。

Flying the flag at the US Open. © WSL / KENNETH MORRIS

Flying the flag at the US Open. © WSL / KENNETH MORRIS

東京オリンピックへサーフィンが追加されることがほぼ決定したとこは、日本のサーフィンシーンにとって大きな追い風となった。日本はサーフカルチャーが根付くためのステップ段階にある。親子そろってサーファーである大原ファミリーがそのいい例だろう。洋人の父は、とても熱心なサーファーで、まだ家族が若かった頃に東京から160キロも離れた海に近い、千葉県に引っ越す決断をする。子どもたちは小さな頃からサーフィンに親しんだ。姉の沙莉もプロボディーボーダーだ。

Ohhara unleashes his electric air game. © WSL / ETHAN SMITH

Ohhara unleashes his electric air game. © WSL / ETHAN SMITH

現在CT選手の中に2人の日本人の血を引く選手がいる。カノア・イガラシとコナー・オネアリーだ。しかしどちらも、カリフォルニアとオーストラリアでそれぞれ育ち、日本を拠点としたことはない。CTにも日本人として参戦しているわけではない。もし、それが実現するならば、長期的にみて、日本にとってはオリンピックでのメダルより遥かに意味がある。

かつてそれに最も近い存在が大野だった。この尊敬すべきグーフィーフッターは2000年代の10年間をQSでの戦いに費やした。リズムバランスに秀でたそのサーフィンスタイルが1999年の世界王者、マーク・オクルーポのそれと似ていたことから日本のオッキーとして知られる。パイプラインでも名を馳せている大野は、日本のレジェンドである。

Masatoshi, ripping in the Azores last year. © WSL / LAURENT MASUREL

Masatoshi, ripping in the Azores last year. © WSL / LAURENT MASUREL

大原についての彼の発言は、驚くようなことではない。大野が果たせなかったCT入りだが、今の大原にとってまたとないチャンスだ。2015年にUS Openで優勝した事は大原にとってキャリア最大の勝利であり、その結果彼はオルタネートの権利を手にしている。その年は34位になり、CT入りへの奇襲は成功したかに見えた。しかし、翌2016年はハンティントンの大会での17位がベストリザルトという結果に終わり、ランキングを大きく落とす苦戦を強いられた。

しかし今シーズンはAustralian Open of Surfingで3位になるなど、現在QSランキング2位につけている。パワーを兼ね備え、接戦をものにするに至っている。

Banking off the bottom at Haleiwa. © WSL / TONY HEFF

Banking off the bottom at Haleiwa. © WSL / TONY HEFF

彼のハイパースピードとテクニカルなエアリアルの能力が進化していることを考えれば、それは驚くことではない。そして今、より大きな波でのハードな練習もしており、彼のトレーナーであり、日本人レジェンドサーファーの糟谷修自がいるハレイワで多くの時間を過ごしている。厳しい規律の中でのトレーニングは彼を押しも押されぬQSサーファーへと成長させている。

7月に行われる二つのQS10000。Ballitoとハンティントンビーチだが、大原はトップ10位を固めることが出来るか。2020年のオリンピックはずっと先のゴールだ。日本は今、ガチで世界の強豪達と渡り合えるサーファーを必要としている。その序盤において、大原は日本の希望なのだ。

Surveying a bright future. © WSL / POULLENOT/AQUASHOT

Surveying a bright future. © WSL / POULLENOT/AQUASHOT


引用元
特集:日出ずる国の申し子、大原洋人。

サーフィン パドリングに関する質問
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