今日は、夏至。
ここから、また新たなエネルギーの転換点。
そんな今朝、私は自分の内側にある闇を知った。
朝から旦那さんにヒーリングをしてもらったら
「何かハートが苦しい。詰まってる。」
って旦那さんに言われて、その原因はすぐに自分で分かった。
「罪悪感」
それは、弟が亡くなったことへの罪悪感だった。
今日は、私自身のために私の想いをここに書こうと思います。
弟は、父との折り合いが合わず17歳の時に親にお金をもらってマンションを借りて、家を出て一人暮らしを始めました。
それまで実家に居た時は、不登校で引きこもりでもちろんまともに働いた事もありません。
家を出ても自分でやっていけるはずがない…そう予想はついたけど両親は、弟の要求通りに家を出すことを選択しました。
そこから働いたりもしましたが、やっぱり何をやっても続かなくて、毎月の生活費が足りなかったり、家賃や光熱費が払えなかったり…。
少しずつ、お母さんが父に内緒でお金を援助してあげていました。
私に援助を求めてきた事も何度かあって、最初のうちはお金をあげたりもしていました。
どうしても回らない時は、父に直接言ったり…
周りのいろんな人からお金を借りていました。
そうこうしているうちに、精神疾患になり精神科に通って薬を飲むようになりました。
そこからの弟は、一切お金を自分で稼ぐという事を放棄するようになりました。
「自分は、病気やから働けない。」
私には、いつもそう言っていて…だけど、実家に戻るのは嫌で生活保護とかを受けるのも嫌だと言う。
そんな弟に母は、父に内緒で援助をし続けていました。
そのうち、母が父に内緒で消費者金融で借金をしている事が発覚してその金額が少しずつ増えていっている事が発覚しました。
このままではヤバい…って思って、今のうちに何とかしなければみんながダメになってしまうって思ったんです。
それに比例して、母のお酒を飲む量も増えてきていて母は、お酒をやめたいと言いました。
弟にお金を送る事もやめたいと言ったのです。
だけど、自力で断つことができませんでした。
なので私は、主人と話し合って思いっきり首を突っ込む事にしたのです。
「実家のお金を私が管理しよう」
毎日、何を買ったかをレシートで把握していたらお酒を買わなくなるだろう。
お金の出入りをすべて把握していたら、弟にお金を送ることができない。
弟には、管理を私が引き受けた事を伝えて、家計が毎月マイナスだからこれからは一切の援助はできないと伝えました。
当然、弟はすぐに生活が回らなくなりました。
〇日までに家賃を払わないとマンションを強制退去させられる。
明日になったら、電気が止まってしまう。
そんな状況になった時に私たち家族を脅してくるようになったんです。
子供たちに危害を加えるような内容の事を言ってきたり、自ら命を絶つような事を言ってきたり。
毎日毎晩、ずーっと携帯のショートメッセージが鳴り響いていてノイローゼになりそうでした。
毎日毎日、罵り合いの喧嘩…。
母や父からの電話で弟との仲介に入る日々。
やっぱり、このまま援助するしかないのだろうか？
だけど、お金が入って来なくなったら働かざるを得ない。
きっと、自立する力がまだあるはず。
めちゃくちゃ葛藤はあったけれど、そう信じて、私は私が決めた選択をし続けました。
「今ここ問題ない。
私が世界を創る。」
そう自分に言い続けていました。
そのうち、母にももの凄い数の脅しLINEや電話が一日中鳴りやまなくなって、母は私に言いました。
「もう、しんどいからこのLINE鳴らないようにして欲しい。
電話も鳴らないようにして欲しい。」
さすがにね、めちゃくちゃ躊躇しました。
本当にいいの？大丈夫？って何度も聞きました。
私もそれができなかったから。
これをやってしまったらヤバいんじゃないかな？っていう想いが頭を過りました。
「ほんまに用事があったら、家にもかけてくるから大丈夫。」
そう言ったので、私は母の言う通り着信拒否の設定をしました。
そして、私自身もその夜に着信拒否をしました。
弟が自ら命を断ったのは、それを行った数時間後の早朝でした…。
めちゃくちゃ自分を責めました。
弟を死なせてしまったのは私だ。
あの時、やっぱり違和感をそのままにしなかったら良かった。
着信拒否なんてするんじゃなかった。
あのまま援助を続けさせておけば良かったのかもしれない。
母と弟にとっては、その関係が幸せだったのかもしれない。
私が母から大切なものを奪ってしまった。
取り上げてしまった。
取り返しのつかない事をしてしまった…。
しばらく、まともに母の目を見て話す事ができなくなりました。
私は今でもこの罪悪感を拭い切る事ができなくて、乗り越える事ができていません。
その罪悪感を直視する事も今日まで出来ていませんでした。
そして、もう一つ抱えていた想いは…
偉そうに宇宙の法則を伝えていて、本まで出版するのに家族を死なせてしまった。
家族を幸せに導くことができなかった。
そんな私にこれを語る資格があるのか。
失敗した。
恥ずかしい。
という想いでした。
それでも、人の目・人の評価を気にしている私も居た。
人生に失敗なんてないのに。
それに気づかせてくれたのが、今朝の主人がしてくれたヒーリングでした。
もう、嫌だ。
もう、しんどい。
いっそう、居なくなってくれたらいいのにって思ったりしたことも何度もあった。
でも、私が後悔しているのは、全力で弟ともっと早くに向き合って全力で私ができる精一杯のことをすることができなかったこと。
気づいた時には、もうこうゆう方法で追い詰めるようなことしかできなかったこと。
立ち直ってくれるかもしれないという想いと、もしかしたら、本当に死んでしまうかもしれないという想いもありました。
だけど、じゃあこれを一生続けるのか？と自分に問うた時に出た答えがこれでした。
でも、これで良かったのかはやっぱり分からなくて。
私は、この先…この罪悪感を一生抱えて生きていくかもしれないです。
人の幸せは、やっぱり人それぞれで
それぞれが決めることで
いくら傍から不幸に見えていても、その現実を好きで選んでいるのは本人の選択で
だから、それを取り上げる資格は誰にもない
一生、このまま続けさせてあげたら良かったのかもしれない
私がしなければいけなかった覚悟は、それを続けていくことで起こってくるすべてを受け入れることだったのかもしれない。
その強さを持とうと改めて思いました。
コントロールの結末は…
弟が亡くなった後、家計の管理を手放したら母は、元通りに毎日お酒を飲むようになりました。
父からは、
「お前らに管理を任せたのがそもそもの間違いだった」
と言われた。
結局ね、人をどうこうすることなんてやっぱり絶対にできない。
一人一人が自分の好きで選んでいる世界なんだという事が腑に落ちました。
「死」を選んだというのも、もちろん本人の選択で「死」はネガティブなものではない。
魂は永遠に続くし、きっとこのシナリオを彼はある程度決めてきた。
頭では分かっているけれど、心はまだついていかなくて、この罪悪感をどうにか手放そうとしてしまっていたけれど…。
湧き上がってくる感情は、やっぱりどうにもできない。
認めてあげて、しっかり何度も何度も感じてあげることしかできない。
弟が亡くなって、もう一つ湧き上がってきた感情は…。
もう、弟には一生勝てない。
弟は、母からの不動の愛情を手に入れた。
って想いでした。
最初は、この自分から湧き上がってきた感情を否定しそうになったけど、これも私だと許してあげることができました。
弟が亡くなった時に涙一つ見せずに、お金の心配ばかりして淡々としている父の姿にめちゃくちゃ腹が立ったんです。
何で泣かないの？
息子が亡くなったのに悲しくないの？
もっと悲しめよ！
そんな風に思っていたのですが、その姿さえも私自身の姿だった事に後で気づきました。
思い出したら悲しいし、涙も出てくる。
だけど、現実的でもの凄く冷静に捉えてる自分も居て、正直凄くホッとしている自分が居たのも事実でした。
私の内側に眠っていたいろんな感情を出させてくれた弟。
弟との関係が根っこだとずっと思っていたけれど、居なくなってみて、やっぱり私の根っこにあるのは両親への想いだったんだなという事を思い知りました。
彼は、それに気づかせようとしてくれていた私の世界の役者でした。
まずは、自分の想いをすべて認めてあげるという意味でこうやってアウトプットすることにしました。
どんな時も私は、私の味方でいるって決めた。
私は私を絶対に裏切らない。
私は私を絶対に否定しない。
すべての私をありのままに表現していくと決めたんです。
私は私で在る
すーっごくいろんな事をブワーッと書きましが、最後までお読みいただき、本当にありがとうございました♥
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