1981年に福知山線の尼崎-宝塚間が電化されました。
しかし、福知山線全線電化は、ここからさらに5年後の1986年です。
このため、宝塚以北の普通列車のほとんどがDD51けん引の客車列車でした。
今回は、普通列車の旧型客車使用時代に、大阪駅で撮影した写真をアップします。
1981. 5. 4 DD51-1118 + 旧型客車 東海道本線・大阪駅
けん引はすべてDD51でした。
1985. 1. 13 DD51-1178 + 旧型客車 東海道本線・大阪駅
大阪駅のような大都市の駅に、DD51+旧型客車、なんとも不思議な空間でした。
旧型客車もバラエティー豊かで、見ていて本当に楽しい編成でした。
オハフ33の丸屋根です。これは古いです。
1985. 1. 13 オハフ33-2042 東海道本線・大阪駅
オハフ33は、戦前に製造されたものと、戦後に製造されたものがあります。
写真の丸屋根の車両は戦前型、切妻の車両は戦後型です。
この2000番台は電気暖房装置を搭載改造済みです。
そして、この編成の中には、軽量旧型客車の10系連結されていました。
大きな窓が特徴で、旧型客車の中でも見た目だけでも優等生っぽい印象です。
1985. 1. 13 ナハフ10-28 東海道本線・大阪駅
1985. 1. 13 ナハフ10-28 東海道本線・大阪駅
形式の頭文字「ナ」が軽量客車である事を表しています。
国鉄客車、「ナ」→「オ」→「ス」→「マ」→「カ」の順に重量が重くなります。
1985. 1. 15 DD51-1183 + 旧型客車 東海道本線・大阪駅
一日大阪駅にいたら、3時間に2本程度の割合で、「DD51 + 旧型客車」が入線していました。