1回目の手術の夜
1回目の手術の夜
いつも玄関まで迎えにきてくれるテリーの姿がなく泣きながら
家に入りました。
家族全員が暗く、いつも料理を作ってくれる母が初めて「料理が作れない」と言い、その日は牛丼でした。
牛丼を食べていても
いつも食事中そばで吠えるテリーがいない・・・
周りを見わたしてもテリーがいない・・・
寝るときもテリーがいない・・・
なにをするにも こんなにテリーが身近にいるなんて初めて感じました。
あたしたち家族には それが当たり前だったのです。
次の朝 学校に行く道 犬を見るたび泣きたくなりました。
なんでテリーなんだろう?
テリーは ただでさえ昔の飼い主の勝手で捨て犬にされて辛かったのに・・・
授業中 姉からメールがきました。
メールを見ると
「今日テリー帰ってくるよ!」
あわてて早退して帰りました!
本当は2泊入院予定だったテリー
でも家の中で放し飼いで飼ってたから
朝起きて檻に入れられてたのと家族がいない寂しさで
朝からずっと吠えてたらしいです!
テリーは吠えたら傷が痛むのに相変わらずおバカさんでした笑
テリーらしくて笑いながらバイト先に行き(妹やきとり屋でバイト中)
やきとりをテリー用に味なしで注文しました!
店長も喜び5本買ったのに10本入れてくれました!!
走って家に帰って行ったら2時で
テリーが帰ってくるのは病院の終わる7時だったのです。
5時間ひまでした。
今日はここまで!
1回目の手術
1回目の手術は 3月17日
ガンのことなんてなにもわからないまま病院に行きました。
周りはみんなフィラリアの注射のワンちゃんばかりですごくうらやましかったのを覚えています。
母と姉と兄と妹(あたし)でいきました。
学校行っても泣くだけだから姉とあたしは行きませんでした。
病院で同意書を書いて
テリーと母とあたしは注射麻酔をうつために診察室にいきました。
テリーは、めぅちゃ元気で診察台の上でも あたしの手をなめてました。
いざ麻酔を入れると だんだん眠くなって さっきまでちゃんと立ってたのに麻酔で力がぬけて先生が抱えていました。
麻酔が全部はいると さっきまで元気だったテリーが横たわっててになっててせつなかったです。
本当にいなくなってしまうんじゃないかって思って泣きました。
そこに先生の犬 ディーガ というワンちゃんが来ました。
ディーガとテリーは同い年でお互い仲の良いワンちゃんなんです!
なんだかディーガが来てちょっと笑顔になれました。
先生が「では始めますので外でも病室でも好きな場所でお待ちください」と言われました。
それから2時間手術をしました。
手術中は 4人で千羽鶴作ってました。
手術は無事成功し取った腫瘍をみました。
かなり大きいかたまりでした。
テリーはこのまま2泊入院するので手術後のテリーを見に行きました。
テリーは麻酔が効いていて横たわって うっすら目をあいていました。
話しかけると 咳こんで また寝てました。
帰るとき またディーガに会ったので「テリーをよろしくね」って言ったらディーガが近づいてきてくれて あたしの肩に顔をのせて「くぅーん」って鳴いてくれて また号泣しました。

